三十路フリーターの気ままな日常

30歳を目前に控え、会社を解雇された男性の気ままな日常生活

髪を切りに行く金さえ節約する、それがフリーターの生きる道2

ドゥオーモ、金船です。

イタリアの教会堂のような挨拶をかましてすみません。

 

7月に入って間も無く彼女に髪を切ってもらった私ですが、

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少し伸びてきたのでまた切ってもらうことにしました。

癖があり猫の毛のようにしなやかな私の髪の毛は、少し伸びただけで毛先が信じられないくらいに遊びだします。飛んだり跳ねたりします。

 

人の髪を切るという面倒な作業をお願いしてしまっている私の彼女ですが、意外と面白がってノリノリでやってくれます。

今回はこんなものまで用意してくれました。

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100均で売っているのを見つけ、使うと思ってウッキウキで買ってきたそうです。これは便利そう。ていうか日本の100均なんでも揃いすぎ。

 

ヘアキャッチャーをスタンバイして早速切ってもらいましょう。

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真剣な表情

 

からの〜、

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白目!(なってない)

 

写真を見ていただくとわかるかと思いますが、前髪がうねうねとして毛先は跳ねています。分かりづらいですが、襟足も跳ねています。

髪が伸びている方向もバラバラです。

 

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切る前の襟足付近の様子

 

これは彼女がコームで襟足を揃えて切りやすくした後です。それでもクルクルしています。

更には右のほうから変な流れで髪の毛が流れています。生えている量も違う。これを切っていくってんだから大変です。彼女が。

 

前回同様に、後頭部から襟足にかけて切り始めて行く彼女。1度経験しているおかげかスムーズにハサミが動いている気がします。鏡の確認とか一切しないので分かりませんが、私は感じる。

 

もし仮に失敗したとしても、必殺の「バリカンで丸刈り」作戦を決行するだけなので何も怖くありません。丸刈りにした後に時期的な問題で、高校球児と間違われないかどうかの方が心配です。

 

頭を委ねること数分、後ろが切り終わったようです。

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結構スッキリしました。まだ毛先がハネていますが(特に左側)、「これ以上切るとおかしくなる」という判断が下されました。

変に流れてきていた右側の髪も短くなり、バランスが取れました。

 

後ろが終わったので次はサイドです。

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横から見ても髪の毛が様々な流れを独自に生み出しています。もしこれが海流だったらとても難しい航海になることでしょう。耳の後ろの毛めっちゃ巻いてる。

 

先ほど切った後ろ側とのバランスを考えて、都度調整を入れながらカットしていく彼女。

今回はサイドを短く、トップ(頭のてっぺん)から前髪にかけてはあまり切らないというイメージで進めていたそうです。時間をかけてサイドを切ってるなーと思い聞いてみるまで、切られている本人はそれを知りませんでした。別に問題ないですが。

 

そんなこんなでドン。

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こちらもかなりスッキリとした仕上がりに。耳も出ていますし、モミアゲ付近も髪が少なくなっています。耳の後ろの毛まだ巻いてる。

 

この後は同様に右側もカットしてもらい、前髪からトップにかけては宣言通り軽く梳く程度となりました。

仕上げに全体のバランスを再調整してもらって完成したのがこちら。

 

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やり切った表情

 

からの〜、

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就寝!(寝てない)

 

最初と比べてだいぶスッキリとしました。これでまだまだ暑さが続くであろう8月も乗り越えていけます。彼女には大感謝です。

 

そして今回から導入されたヘアキャッチャーですが、100円とは思えないほどの大活躍。少しフニャフニャなので手で支える必要がありますが、十分に仕事をしてくれました。

私はこのまま風呂場へ直行だったのですが、後始末をしてくれた彼女が全然床に落ちていなかったと言っていました。髪切ってくれて後始末までしてくれる彼女マジ天使。

 

お礼に今度は私が彼女の髪を切ってあげたいですが、全力で拒否されるのは目に見えているのでやめておきます。

 

切り終わりまでに2時間かかった前回から、1ヶ月と空けずに切ってもらったため、今回は半分の1時間で終わりました。

それでも彼女の貴重な時間を割いて頂いていることに感謝です。

 

当の彼女側としても、楽しんでやってくれているようなので安心です。今回も彼女のほうから切ろうと提案してくれました。

次回は委ねるだけじゃなく、少し難しい注文を出してみるのも面白いかもなと思っています。

ラーメン二郎亀戸店に行ってきました4

7/30(日曜日)

 

20:15

3週間ぶりに亀戸駅にやってきた。亀戸に来るのも久しぶりなら、毎週末一緒に二郎に通っていた相棒と二郎に行くのも久しぶりだ。

今日も二郎に行く前、夕方から彼の家でウイイレを3時間ほどプレイしてきた。仲良しである。

 

20:27

日曜の夜は空いているという風の噂を頼りにしてきたのだが、外に3人ほど待っていた。

亀戸店は店内で6人が待ち、それ以上は店の外で待つスタイルである。つまり9人待ちへの接続となった。

 

昼間は暑かったがこの時間ともなれば日差しもなく、外待ちでもあまり苦はなかった。友人と何気ない話をしているとあっという間に店内待ちへと接続できた。

 

20:45

回転が良かったため、並び始めてから18分で着席となった。二郎の標準的な待ち時間の目安は1人につき2分らしいので、9人待ちで18分は目安通りということだ。

 

20:50

我々の後ろにカップル(ご夫婦?)が並んでおり、隣り合った席が空くまで待っていた。亀戸店は男女の2人組だと連席で案内してくれるので、カップルでも安心して来店できる。

 

私の右隣は少し前から空いていたのだが、今度は左隣が空いた。両サイドが空いたので私が1席ズレれば後ろの2人が座れる状態になった。

 

他に横並びで空きそうな席もなかったので、助手さんに「1席ズレましょうか?」と提案してみた。「あ、いいっすか?」と軽めのノリで返されたので「全然大丈夫っす。」とこちらも軽めに返しつつ席を移動した。

 

カップルには会釈されたので会釈を返しておいた。優しい世界。

 

21:00

助手さんからトッピングを聞かれる。

 

助手さん「汁なし硬めの方、ニンニク入れますか?」

私「ニンニクアブラカラメで」

 

私のトッピングを聞いた後に連れの友人のトッピングも聞いていた。

 

助手さん「汁なし硬めの方、ニンニク入れますか?」

友人「ニンニクアブラで」

 

私と友人はカップルではないので離れた席に座っていた。2人とも“汁なし硬め”という点で同じものを頼んでいる。

唯一違う点というのが無料トッピングの“カラメ”の部分のみである。これは醤油ダレが足されて、ラーメンの味を濃いめにするという意味である。

 

私と友人のラーメンを同時進行で盛り付けていく助手さん。途中までは全く同じ工程で作業が進められていく。最後にかける醤油ダレの量が違うだけだ。1つは醤油ダレが少し、もう1つは多めにかけられる。

 

私はその作業工程の一部始終を見守っていた。醤油ダレの多い方が私に、少ない方が友人に提供される。はずだった。

 

私に提供されたのは見ていた感じでは醤油ダレが少ない方、友人のは醤油ダレが多い(カラメ)方。あれれ〜?おかしいぞ〜?

いやきっと見間違いだったんだろう、きっとそうだろう。気にしないことにした。

 

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ラーメン(730円)汁なし(100円)麺硬めニンニクアブラ(カラメ?)

 

今日も全体的に美味しそうなラーメンである。やっぱりカラメになっていない気がするけど、もうそんなことはどうだっていい。目の前にあるラーメンを美味しくいただくだけである。

 

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相変わらず柔らかくも弾力を残した美味しい豚。(影で暗くてすみません)

 

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程よくスープを吸って味の染みた麺。(影で暗くてry)

 

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豚の出汁がしっかり出ていて、甘みと醤油のキリッとしたしょっぱさが調和したスープ。

 

どこを取っても高水準な亀戸クオリティの1杯。どんどんと箸が進む。

 

そして途中でブラックペッパーを全体へ振りかける。(影で暗ry)

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汁なしにはブラックペッパーがよく合う。前回の来店時に容器の使い方を教えてもらったので、今日はバッチリ使いこなせた。

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そして更に「花椒(ホアジャオ)」を豚の上に振りかける。(影ry)

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花椒とは山椒に似たスパイスで、麻婆豆腐などに使われたりしているものだ。

亀戸店にはこのような味変アイテムが多数置かれているので、色々な味を楽しめるのだ。ぜひ好みの食べ方を発見していただきたい。そしてオススメを教えていただきたい。

 

21:10

味変アイテムで楽しみながら食べ進めていたためか、今日は麺少なめにしていないにも関わらず、最後まで苦労なく食べ終えた。

 

友人もほぼ同時に店から出てきたが、前回一緒に小岩に行った時以来の二郎だったためか、少し苦しそうだった。

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ここで友人に一つ確認しておかなければいけないことがある。

 

私「ラーメンしょっぱくなかった?」

友人「しょっぱかったよ。カラメにしたやつこっちにきたんだと思う。」

私「なんかごめん。味ちょうどよくて美味しかったよ。」

 

どうやら次回からはカラメにする必要がないということも無事確認できたようだ。ありがとう。

 

ここ最近では恒例となった(私の中では二郎に行きだした当初から)“二郎の後のマックシェイク”を2人で飲みながら亀戸駅を後にした。

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えんとつ町のプペルが、和モノランキングでも1位を獲得したと聞いて

こんばんは、金船です。

キングコング西野さんが事故で大ケガをされたそうです。

 

簡単に説明します。

引用の際などに使う「”」このマーク。二重引用符(ダブルクォーテーションマーク)と呼ばれるこのマークには、「“洋モノ”」と「"和モノ"」の2種類があるそうです。

 

えんとつ町のプペル」の帯の中で洋モノの引用符が使われている箇所があり、そこを和モノへと変更するような指示が入りました。

 

“本”→"本"

洋モノ→和モノ

 

出来上がった帯の文言は以下のように変更されていたようです。

 

“本”→"和モノ"

 

ここに「オリコン2017年上半期"和モノ"ランキング1位」の絵本が爆誕しました。

 

事の顛末はご本人のブログの方に面白おかしく書かれているので、一度読んでいただきたいと思います。

 

では私が何を言いたいのか。それは“大ケガ”などとタイトルに入れたり、予期せぬ間違いが起きたと言っておきながら、このミスでさえプラスにしてしまう西野さんの機転が素晴らしいという事です。

 

従来のやり方であれば回収という流れになるのだと思います。しかし西野さんは回収不能だとあっさり諦めています。

これにかかるコストや手間、ニュースになった際に今まで積み上げた信用が崩れることなどを考えた時に、無理に回収するのは得策ではないと思ったのでしょう。

 

そして思いついたのが、「誤植のあるものに価値を生む」というやり方でした。

切手や王冠、硬貨や紙幣などでもミスプリントは“レアもの”として高値で取引がされています。これと似た発想ですね。

 

こうして“誤植のある帯=レアもの”という式を自らで生み出し、購買意欲を高めようという西野さんの考え方は、記事の中の次の一文の中から読み取れます。

しかし、泣いても笑っても、この帯は世の中に出回ってしまっている。(限定5000部) 

 限定5000部。限定。日本人は限定という言葉に弱い生き物です。こうなってくると既に持っている人の中にも、買いたいという人が現れるでしょう。

 

そしてこの事件の拡散のさせ方も工夫してきました。

和モノのプペルが届いてしまった本屋さんへ。
もし良かったら『#和モノのプペル』で被害を呟いていただけないでしゃうか?
エゴサーチで探しだして、Twitterで謝罪にあがります。

 謝罪をするためという名目で、本来であれば回収する手間をかけさせてしまう本屋さんに発信させようとしています。そうでなければTwitterを使わせたり、ましてやハッシュタグまで付けさせようとはしませんからね。

 

ちなみに記事の中から引用したこの文の中にも誤字を見つけました。これは西野さんのミスでしゃう。

 

もちろん私はこのやり方には賛成です。これならば誰も損はしませんし、ミスがそのまま付加価値になるのですから不幸にもならない。

 

西野さんは記事の中で、本来だったら出す必要のないであろうデザイナーさんと担当編集さんの名前をわざわざ出しています。

これは決して晒しているのではないことは文章の中から容易に分かります。今回の記事の中でも翌日の記事の中でも、「誰も悪くない」「加害者がいない」とおっしゃっています。

  

晒すつもりもない中でわざわざ名前を出したのは、この絵本作りに関わった当事者であるという意識を、この件をきっかけにより深いものにするためではないでしょうか。

西野さんはよく“共犯者作り”と表現していますが、ここにまた共犯者が誕生したわけです。

 

あとは何人かが思ったであろう“この誤植事件わざとだった説”。アンチ方面はもちろん、ファンの方の中にも「これもまたわざとやって楽しませてくれてるんだ」と考えている方がいらっしゃると予想しています。あくまで私の予想ですが。

 

ただこの説はあり得ないでしょう。

なぜならわざとやることにメリットがあまりないからです。

 

この件を機に誤植帯付きプペルは売れるでしょう。プペルの名前もまたニュースなどで取り上げられて、多くの方の目に触れます。宣伝にもなると思いますし、事実そうなっています。

 

ただ誤植の帯が付いている絵本は5000部です。確かにすごい数字ですが、あの手この手で30万部も売り上げた西野さんが、今更たったの5000部を売るために信用を無くすような真似をするはずがありません。

 

今回は西野さんの機転によってプラスに持っていけた今回の誤植も、ミスはミスです。次もまた何か起きれば、少しずつ信用が失われてしまいます。

努力で信用を貯めるというやり方で作り上げたこの絵本を、信用を無くしながら売るなんてせこい事を一番やらない人でしょう。

 

今回の件での私の意見をまとめると、

 

・西野さんの機転でミスが新たな価値に生まれ変わった。一応謝罪もしているしさすがです。

・誰も不幸にならない上にさらなる宣伝効果を生み出すことにも成功した。

・信用を大事にしている西野さんがわざとこんなことやるわけはない。

 

実際に全国のどこかしらの書店ではこの"和モノ"プペルが回収されずに販売されているようです。

  

 皆様も探してみてはいかがでしゃうか。

 

 

えんとつ町のプペル [ 西野亮廣 ]

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感想(178件)

ウォルト・ディズニーはいつか本当に倒されてしまうかもしれない

こんばんは、金船です。

現在の日本において、「ウォルト・ディズニーを倒す」ことを目標だと言っている男がいます。例によってキングコングの西野さんです。

 

 

ここで注目したいのは、“夢”として掲げているのではなくて、“目標”として設定しているところ。叶えるものではなく、達成するもの。

 

どちらも努力が必要にはなりますが、夢よりも目標の方がより現実味があるような印象を受けます。夢が「そうなったらいいな」なのに対して、目標は「そうしてやるんだ」な感じ。伝わるかな。

 

そして西野さんは「ウォルト・ディズニーを倒す」を“目標”に設定しています。恐らく彼の中にはぼんやりと目標到達までの道筋が見えているのではないかと思います。

 

今回の『キャンディ』の件にしても、スナック自体が面白いコンテンツであると西野さんとSHOWROOM代表の前田さんは考えているようです。

そこで自分たちでスナックを作ってしまうという発想に至るのもさすがですが、そこさえも「打倒ディズニー」のための1手にしか過ぎないというのです。

 

これまでも西野さんは様々なことに手を出しては叩かれ、炎上させられてきました。芸人のくせに〜という批判も数多く受けています。

 

ただ今回のブログの中にあったホワイトボードの画像を見て思いました。

西野さんは「ウォルト・ディズニーを倒す」という目標を立てた時から、一切ブレたことがないんだと。

 

プペルを始めとする絵本もビジネス書も町づくりも、そして今回のスナックに至るまで、その全てを自らの目標達成のための足がかりとしてプロデュースしているんです。

 

一見繋がりが薄いように見えるアレコレ。全て西野さんが面白いと思ってやっていることですが、ただ面白いというだけではなくて、その面白いコンテンツをいかに自分の目標の達成に繋げられるかを考えながら動いています。

 

さらに各コンテンツを完成品として提供するのではなく、その制作段階まで含めて丸ごと楽しませてくれています。西野さんは“共犯者作り”と呼んでいます。

 

この共犯者たちは製作段階から携わった絵本やイベントなどが完成したり成功してきた様を目撃してきました。それによって西野さんに対する“信用”が生まれ、ファンになっていきます。

 

逆に批判をした人たちにとって西野さんの成功というのは、嫉妬の種でしかありません。成功を認められず嫉妬することしかできない人はアンチになっていきます。

 

アンチになるよりもファンになった方が圧倒的に楽しいに決まってます。ファンになれとは言いませんが、一度冷静になってフラットな目線で西野さんの行動を観察してみて欲しいです。

 

何年か経って西野さんが「ウォルト・ディズニーを倒す」という目標を達成した時に、アンチのままでは楽しめませんよ。

ラーメン二郎京成大久保店に行ってきました

7/26(水曜日)

 

19:48

店舗前にて待ち合わせをした彼女と合流。彼女は出かけていたので電車で、私は家から自転車で店までやってきた。

 

京成大久保店までは自転車で30分弱で来れる最寄りの二郎なのだが、最近は週末に友人と別の二郎に行くことが多く、今回は約2ヶ月ぶりの来店となった。彼女は亀戸店に続いて人生2回目の二郎だ。

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もっというなら我々は2日続けてラーメンだ。

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入り口すぐ左手にある券売機で食券を買う。私はみそつけ麺で彼女はつけ麺。京成大久保店は通年でつけ麺を提供している。更に二郎では珍しいみそラーメン、みそつけ麺がある。あと噂に聞いていたが券売機が新しくなっていた。

 

食券を買って先客4人の列に接続。閉店の約10分前だったので待ちなく入れるかと思ったが、そんなに甘くなかった。それでもだいぶ空いている方だ。

 

20:01

隣り合った席が空いて着席。その前に1席空いたのだが、彼女と連席にしてもらうために後から1人で来たお兄さんを先に案内してもらった。京成大久保店は男同士で来ても連席にしてくれるので、初心者でも安心だ。

 

カウンターの上に食券を置き、希望を伝える。大体の店舗で共通して、麺硬めや少なめなどは食券確認の時に先に伝えなくてはいけないので、初心者の方は注意していただきたい。

 

加えて、通常はラーメン提供時にお決まりの「ニンニク入れますか?」のトッピング伺いがあるのだが、京成大久保店のつけ麺・みそつけ麺の無料トッピングは提供時の伺いがなく、食券確認時に伝える。

つけ麺とみそつけ麺のつけ汁にはニンニクがデフォルトで入っているため、コールすると結構なニンニクの量になる。

 

さてこの日の彼女のミッションは“麺半分硬め脂少なめ”。ただ自分の好みを伝えるだけのことだが、初心者はかなり緊張する瞬間である。

 

彼女「めんはんぶん、かため、あぶらすくなめ」

店主の奥様(助手さん)「麺半分硬め、脂少なめですね〜」

 

よく言えました。ゆっくりハキハキ伝えられて、彼女も満足そうな顔である。

 

一方の私は“麺硬め、豚増し”でお願いした。食券に現金100円を添えて申請すると豚増しをしてくれる。

 

なんだか文章にするととても複雑に見えるが要は、

・麺の量や硬さなどは食券提出時に

・つけ麺とみそつけ麺はトッピングも食券提出時に(麺のあつもりも出来るらしい)

・食券にないものでも現金100円添えて申請すれば豚増しできる

ということである。店内にも張り紙が出ているので、そちらも確認していただきたい。

 

ちなみに豚増し以外のトッピング申請をしなかった私だが、席に着いてしばらくしてから「ヤサイアブラでトッピングお願いしていいですか?」と奥様に伝えると、快諾していただけた。

 

20:15

つけ汁が先に提供される。上記のように彼女がつけ麺、私がみそつけ麺なので、提供時のトッピング伺いはない。

 

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私のみそつけ麺のつけ汁

 

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彼女のつけ麺のつけ汁

 

私のつけ汁を見た後に彼女のつけ汁を見ると、コールをしないと野菜が入ってないような錯覚に陥るかもしれないが、デフォルトの状態でも野菜は(そこそこ)入っている。ヤサイコールする際は注意していただきたい。

 

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左がつけ麺、右がみそつけ麺

 

並べてみると色の違いがよく分かる。みその方が白っぽい。味玉はつけ麺系のメニューには最初から入っている。

上の写真と下の写真の私のつけ汁の野菜の量が違うのは、麺をつけるスペース確保のために野菜を食べた後だからである。

 

野菜と豚をある程度食べていると、水で締められた麺が提供された。

 

というわけで、

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みそつけ麺(800円)豚増し(現金100円)麺硬めヤサイアブラ(野菜ちょっと食べた)

 

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つけ麺(800円)麺半分硬め脂少なめ

 

ある程度食べた後でも、コールしたものとしてないものの野菜の量の違いは一目瞭然である。麺の量は写真で見るとそこまで差があるようには見えない。もしかしたら私のも少なめになってたかも?

 

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京成大久保店の麺は独特の風味があり、やや細めでツルツルとして喉ごしがいいもの。つけ麺で食べてもラーメンとして食べても美味しい。

 

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豚はほぐし豚に近い小ぶりのものが普通でもゴロゴロと。豚増ししたのでゴロゴロゴロゴロと。味がよく染みていてとても柔らかく、野菜や麺と一緒に食べても喧嘩しない。むしろ調和している。

 

野菜も豚も増したので、麺をつけるスペースを確保するためにそれだけで食べ進める。口の中がしょっぱくなったら、何もつけていない麺だけを食べる。この食べ方だと麺のうまさをダイレクトに味わえて、これはこれで好き。

 

ある程度野菜と豚を食べ終えたら、麺をつけ汁につけたりつけなかったりラジバンダリー。あの手この手でみそつけ麺を楽しむ。

楽しみながら隣の彼女は無事に食べ終わりそうかチラッと確認してみた。私より早いペースで麺が減っているんですが、それは。

 

20:30

最初はちょっと少なめかと感じた麺だったが、少し苦しくなり始めたあたりで完食。閉店時間を過ぎ、後ろで待っている客もいないためゆっくり食べれてよかった。

 

私よりも5分以上早く食べ終わっていた彼女と一緒に、カウンターの上に丼を上げ退店した。

 

私は自転車で、彼女は電車なので帰路は別々なのだが、2駅分(約30分ほど)一緒に歩きながら感想を言い合ったり雑談した。前までは私だけが二郎を食べ、感想を一方的に伝えるだけだったので、共有できていることが嬉しいし楽しい。

 

これからは彼女と二郎に行くこともちょこちょこあるかもしれない。それが楽しみである。彼女が二郎を好きになってくれて本当に良かった。

 

そして覚悟しなければいけない。同じ家に帰るということは、家のニンニク臭は今までの2倍になるのだということを。

うま煮ラーメン醤 船橋新高根店に行ってきました

こんばんは、金船です。

連日暑くてエアコンのある室内から出たくありません。いつ雨が降るかも分からないような空模様だと余計にそうです。彼女と家でゴロゴロ。

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彼女

 

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金船

 

家でゴロゴロしていてもお腹が減るのは何故なのでしょう。仕方がないのでラーメン食べに行きました。

 

というわけで、先月オープンしたばかりの“うま煮ラーメン醤 船橋新高根店”にお邪魔しました。

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18過ぎに来店したのですが、先客は他に2、3組。オープン直後くらいは結構な行列ができているのを見かけたのですが、1ヶ月が経過して落ち着いてきたようです。

にしても平日とはいえ、夏休みのちょうど夕飯時にこんなに空いてるのは大丈夫なのか?

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こんな店内写真撮れちゃうくらいの空きっぷり

 

店内が広く、テーブル席とカウンター席合わせ結構な数あったので、余計にガラガラの印象が強くなっていました。

 

1ヶ月でこのガラガラっぷりだと、もしかして味は期待できないのではないかという不安がよぎります。とりあえずメニューを見て落ち着こう。

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あれ?かなり美味しそうだぞ?ちょっと期待値上がったぞ?

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ワックワク

 

このメニューの中から我々がチョイスしたのは

・野菜たっぷりうま煮醤油ラーメン

・もつ煮らーめん

・特製餃子(3個)

・旨ダレ唐揚げ(3個)

・醤ライス

・生ビール中ジョッキ

 

彼女と2人で来ています。自分達で言うのもなんですが、2人とも標準かやや痩せ型の体系をしてると思います。結構頼んだなー。

 

まず最初に生ビールが到着したので、ひとまず乾杯(1人で)。

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冷え冷えのビールを一口

 

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うめー

 

ビールを飲んでいると最高のお友達がやって来ました。

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特製餃子3個(150円)

 

餃子3個でこの値段はかなりお安い!ビールと餃子には末長く仲良しでいていただきたいです。

 

餃子とビールのコンビネーションを楽しんでいると各々のラーメンが到着しました。

まずは私のもの。

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野菜たっぷりうま煮醤油ラーメン太麺(800円)

 

野菜の量がすごい。メニューの写真から想像していたものを超えてきました。代わりにチャーシューの方がメニューより小さく感じますが、これでも十分大きいです。かと思ったら。

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分厚さの方でこちらも想像を超えてきました。ただ分厚いだけではなくて、見た目に反して柔らかかったです。

 

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うま煮ラーメンというだけあってスープはかなりとろみの強いものでした。味は見た目ほど濃くはなく、このとろみのおかげで麺や野菜によく絡み、いつまでも熱々のスープが楽しめます。

 

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麺は特にこれといった感想はありませんが、とろみの強いスープがよく絡んで美味しかったです。

 

次は彼女が頼んだラーメン。

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もつ煮ラーメン太麺(880円)

 

こちらはモツがスープの下に沈んでいたので、パッと見で写真よりもモツが少なく見えました。スープで見えていないだけでしたが。

 

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こちらの麺も特にこれといった感想は抱きませんでした。スープはサラサラでピリ辛の味噌ベース。モツの味を引き立たせていました。

半熟の卵が入っていて、味をまろやかにしてくれます。

 

ラーメンを食べている途中で残りも到着。

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特製唐揚げ3個(360円)

 

秘伝の甘ダレがかかっていたらしいですが、ほんのりとしか感じませんでした。甘ダレがかかってなくても普通に唐揚げとして美味しかったです。

 

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醤ライス(280円)

 

私が食べたうま煮ラーメンのスープのようにとろみがあり、ひき肉がたっぷりの餡がかかったご飯。

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分かりづらいですがこちらも半熟の卵が入ってます。混ぜて食べるとメチャ美味でした。

 

最後に出てきたのが醤ライスだったので、必然的に最後に残ったのが醤ライス。結構お腹が苦しかったです。

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苦しいけど、

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美味しいから食べちゃう

 

無事に完食。

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そこまで期待していったわけでもなく目新しさで来店しましたが、味的にも量的にも満足でした。一度行ってみても損はないと思います。

ただ接客のやる気のなさがすごかったので、ガラガラの原因はそこにもあるんじゃないかなー。

「金船、夏のお台場デートを楽しむ」の巻 〜後半〜

こんばんは、金船です。

お台場のヴィーナスフォートで行われた、K-POPアイドル“OH MY GIRL”のミニライブを見に行き、お台場デートを楽しんだ我々カップル。

 

ミニライブ前の行動とミニライブの様子はぜひ過去記事をご覧ください。

 

goldship9.hatenablog.com

 

 

goldship9.hatenablog.com

 

今日はライブ後のデートの様子をお届けいたします。お付き合いください。

 

メインイベントが終わったので、お台場の主要施設の全制覇を目的に動きます。ミニライブはヴィーナスフォートで行われたので、そのままヴィーナスフォート内を散策することにしました。

 

ミニライブの終了が18時前くらいで、会場付近がちょうど飲食店街的なエリアだったこともあり、何か食べようという話になりました。

この日の我々の食事は“永沢くんマン”を2人で1個のみなのでお腹空いてました。

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散策しながら飲食店を見て回りますが、なかなかこれだというものが見つからずブラブラ。そのうち飲食店街を抜けて、なぜかそのまま東京レジャーランドに行く流れになりました。

 

この日はZepp 東京でaikoさんのライブがあったようで、周りにはたくさんのライブ参加者がいました。その人たちの間をくぐり抜け、観覧車の乗り口付近に着いた時に驚きの光景が!

 

なんと東京レジャーランドが閉店していました。その時はただただびっくりで、改修工事でもしているのかと思って引き返したのですが、後から調べてみると私たちが行った4日前に閉店していたことが判明しました。

www.leisureland.jp

このページ内に閉店のお知らせがありました。

 

彼女にとっては思い出の場所だったらしく、私よりも驚き悲しんでいました。

当たり前にそこにあり続けると思っていたものが、突然無くなっていたりすると悲しいですよね。思い出の場所だと尚更。

 

そんな悲しみとaikoファンの群れを乗り越えて、特にヴィーナスフォートに未練の無くなった我々はデックス東京ビーチに向けて歩き出しました。

 

デックス東京ビーチといえばジョイポリスやらレゴランドやらのレジャー施設がいっぱいあります。ありますがとりあえず何か食べたい。

その時“たこ焼きミュージアム”の文字を見つけたので、そこを目指しながら館内を散策することに。

 

色々と楽しそうな施設やらお店やらがあったのですが、暑い中を動き回っていたので2人とも疲れていて、ゆっくり見ようという気になれませんでした。残念です。

 

そしてお目当の“たこ焼きミュージアム”にたどり着きました。結構な人がいましたが、用意されているテーブルと椅子にはいくつか空きがありました。

 

そこで私の目に入ったのが熱々セット(名前忘れたけどそんな感じ)という、金曜日限定のお得そうなセット。“たこ焼きミュージアム”内には5つのたこ焼き屋があったのですが、各店舗の味を全て楽しめるというような感じのものでした。

 

それを眺めていて、ちょうど金曜だし頼むならこれかな〜なんて思っていると彼女がボソッと言いました。

 

「熱々セットくださいっていうの恥ずかしいよね。」

 

我々はその場を後にして、お隣の建物であるアクアシティお台場を目指すことにしました。

 

デックス東京ビーチアクアシティお台場は海沿いのデッキ(?)的な部分で繋がっており、そこを歩いていました。すると彼女が1件のお店に興味を示しました。

 

“Brigela”という、ブリオッシュにジェラートを挟んだもの(つまりパンにアイス挟んだもの)を販売しているお店です。ご存知の方もいらっしゃるでしょう。私は全く知りませんでした。

brigela

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彼女が前から気になっていたというので食べてみることに。とはいえこの後に一応ご飯を食べる予定だったので、また2人で1つを分けました。あの時のように。

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頼んだものがこちら。

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Mサイズ(ブリオッシュ)のダブル(ジェラート

 

ジェラートの味はヘーゼルナッツ(写真上の白っぽいの)とピスタチオ(同下の緑の)の2種類。両方豆で攻めました。

 

ブリオッシュはオーブンで軽く焼かれており、暖かくて少しサクサクとした食感。それと冷たいジェラートの相性は抜群です。美味しい。

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美味しいものに満足したものの、お腹空いている状態で少量の食べ物を摂取してしまったためいが動き出しました。余計にお腹空きます。

 

もうそろそろ本当にまともな食事がしたいということで、アクアシティお台場へと移動。ここでも飲食店を探しがてらブラブラしていたのですが、ここでも気になるものを発見。

 

“東京ラーメン国技館 舞”

 

おしゃれな雰囲気とか、夜景が見えるとかよりもラーメンに惹かれてしまう我々カップル。この日初めてのまともな食事はラーメンに決定です。

 

東京ラーメン国技館には6軒のラーメン屋があり、どこも並ばずにすぐに入れそうでした。

www.aquacity.jp

 

私は二郎以外のラーメンに強いこだわりはないので、彼女が食べたい店に入ることにしました。

 

5分近く悩んだ末に彼女が選んだのは“金澤濃厚豚骨ラーメン 神仙”。

店に入って食券を渡した後、あまり待たずに出てきたのがこちら。

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豚骨ラーメンとチャーシュー丼

 

初めて行くラーメン屋などではオーソドックスなものを頼みがちな私。例に漏れずこの時も一番ノーマルっぽいものを選びましたが、これが失敗でした。

こだわりはなくても好みはあります。

 

 

私は太麺が好きなのですが、神仙さんの豚骨ラーメンは博多ラーメンのような極細麺でした。いつも食べてるのが細いうどんくらいの麺なので、食べた気がしないんですよね...。

 

※参考画像

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スープはどろっとした感じの濃いものでした。麺と一緒に食べるとそこまで気にならないのですが、スープ単体だと結構な獣臭がして豚骨っぷりが出てました。

チャーシュー丼は、角切りされたチャーシューとたっぷりのネギが乗っていました。

 

ちなみに彼女は味噌ラーメンを頼んでいました。

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こちらの麺は中太のちぢれ麺で、スープはコショウがきいていてピリ辛のミソ味でした。上に乗っていた豚のバラ肉が美味しかったです。こちらの方が好きでした。

 

ラーメンを食べ終わった頃にはもうすっかり夜になっていました。

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夜のレインボーブリッジ

 

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夜のレインボーブリッジを撮る三十路

 

お腹も満たされたしほとんど歩きっぱなしだったこともあって、帰路につくことにしましたが、ここにきてダイバーシティ東京に行っていないことを思い出しました。

 

主要施設の制覇が目標だったことに加えて、私はダイバーシティ東京に行ったことがありません。ただ、時間も時間ですし疲れてしまったのでゆっくり見る余裕はありません。

 

ちょうどアクアシティお台場から東京テレポート駅に向かって歩く時に、通過するくらいはできそうだったので、ダイバーシティの中を素通りして駅へと向かいました。

 

あまりお台場には行ったことがありませんでしたが、今まではあまりすることもない印象がありました。しかし今回のデートでは時間が足りないくらいだと感じました。実際寝坊のせいで時間は短くはなってましたが。

 

ただ今回のデートでも自分の楽しもうとする気持ちさえあれば、いくらでも楽しめることが分かりました。写真を撮ったり、気になるものはとりあえず足を止めて触れてみたりするだけで、楽しかったです。

 

ただ、それをするにはお台場というのはあまりに広過ぎました。目的なしにブラブラするのもいいですが、多少は行きたいところをリサーチしてから行くことをオススメします。

 

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僕もそう思うよ(cv.茶風林