ラーメン二郎京成大久保店に行ってきました9
10/13(金曜日)
19:51
店舗前に到着。
霧のような小雨の降る中を、自転車に乗ってやってきた。
慎重に運転してきたにもかかわらず何故かいつもより5分ほど早く到着した。
これも二郎に対する集中力の成せるわざであろう。
ていうか雨で歩行者が少なくてスムーズだったからだろう。多分。
満席の店内に入って食券を買い、背後霊のように待つ3名の後ろに並んだ。
19:56
背後霊状態のまま並んでいると助手である奥様に麺量を確認された。
食券を見せながら”麺硬め”コールをする。
19:57
麺量確認の直後に席が空いたので着席。
周りで食べる人のラーメンと店主さんの仕事っぷりを眺めながら、自分のラーメンができあがるのを精神統一しながら待つ。
20:05
店主さんが麺上げを始め、待ちに待ったトッピング確認の時がきた。
奥様「ニンニク入れますか?」
私「全部(ヤサイニンニクアブラカラメ)で。」
今日も豪快に野菜が盛られ、高い山を形成している。
上からトッピングの固形アブラと醤油ダレがかかっているいてその分少し低くなっているので、見た目よりも野菜はぎっちりだ。
この日は寒かったうえに、自転車で小雨の降る中を走ってきた。
体が冷え切っていたためか、唐辛子が欲しくなり野菜の上から振りかけていただく。
甘めの野菜に唐辛子をかけることで食欲を増進し、どんどんと山を崩していく。
そうすると顔を覗かせるのが豚さんである。
〇枚と数えるよりも〇個と数えた方がしっくりくるヴィジュアルの豚たち。
脂身部分がありしっかりとした弾力のものと、箸でつかむことができないくらい柔らかいものの2種類の豚。
もちろん両者ともにそれぞれのうまみがあり、全部おいしくいただけた。
風味の豊かな麺と乳化の進んだスープはいつも通り。
いつも安定したクオリティで提供される京成大久保の1杯を求めて、小雨の中だろうと自転車こいで来ちゃうよね。
20:17
閉店間際に来ると後ろで待っているお客さんもいないため、ゆっくりと味わって食べられる。
この日もゆっくり12分ほどで食べ終わり、丼を上げテーブルを拭いて退店。
行きとは違い汗ばむくらい暖まった体で、止まない雨の中をまた慎重に自転車で帰るのであった。
えんとつ町のプペル展inみなとみらいは集合場所だった
どーも金船です。
10/15日曜日、雨の降る中『えんとつ町のプペル展inみなとみらい』へ行ってまいりました。
到着すると大きなモザイクアートがお出迎えしてくれました。
みなとみらいのプペル展の目玉といっても過言ではない印象を受けます。
道行く人々は口を揃えて「すげー」「写真が絵になってる!」などと感動していました。
私も実際に見て感動してしまいました。本当にすごかった。
通りすがりの人たちは遠目で見て、近寄って写真の集まりだということを認識した後に、もう一度遠目で見るという楽しみ方がほとんどでした。
私の場合は違います。なぜならこの中に私の写真が混ざっているから!
早速探しましょう。
いや見つかんないよ!無理だよ!結構な時間を費やしたのに見つかんないよ!
「こんな素晴らしいモザイクアートは写真に収めておきたい。あ、でもあのしゃがみこんだおじさん邪魔だな。」
という感想を抱いた人を何人生み出したか分からない私。
そこまでしても見つからない自分の写真。
このモザイクアートのために大量に寄せられた写真の中から、私が写っている2枚を探すのはとても難しくて結局諦めてしまいました。残念。
自分探しは失敗に終わってしまいましたが、中に入って素敵な絵に癒されましょう。
入ってすぐに木彫りのルビッチ君がお出迎えしてくれます。
入場が無料なので特に受付などはなく、出入りも自由です。
私も実際に出たり入ったりを繰り返しました。実家のような安心感。
中に入ると光る絵がずらっと展示されています。
何度見ても綺麗な絵ですが、人が多かったので今回は撮影はしませんでした。
一番奥のスペースでは物販コーナーと撮影コーナーがありました。
ここではプペルとルビッチの衣装が用意されていて、その衣装を着て写真の撮影ができます。
プペル展の面白いところは各会場の個性豊かなスタッフさんが考案して、様々な“ワクワク”を提供してくれるところにあります。
そんなスタッフさんとの触れ合いも含めてプペル展です。
とおるさんを捕獲したことでポストカードをいただくことができました。
こちらのポストカードは普通のハガキサイズのものです。
そして本来もらうべきだったポストカードではなかったようです。
実際にはB5サイズの少し大きめのものでした。
描かれていたのは力強い富士山。
この見事な富士山を描いたのはアーティストの成宮成人さんです。
『えんとつ町のプペル展in大阪がもよん』で知り合った方でした。
詳しくはこちらをぜひご覧ください!
今回の『えんとつ町のプペル展inみなとみらい』に参加した理由。
もちろん素敵な絵を見に行くこと、素敵な空間を体験しに行くことは大前提。
でも、それと同じくらいに大きな目的がありました。
それは“人と会うこと”です。
成宮さんと同じく、がもよんのプペル展で出会った人たちに再会することが今回の目的でした。
がもよんのプペル展で1日中ずっと会場付近で過ごし、たくさんの人たちと触れ合い、すっかり虜になってしまった私は再会を誓いました。
その際に集合場所になったのが今回の『えんとつ町のプペル展inみなとみらい』です。
がもよんプペルの後もSNS場などで絡みのあったまりあさんには手土産をいただいてしまいました。
手ぶらで行ってしまった自分が情けない...。
しかも
この番組のことを武井さんがツイートするたびになんで関東で見れないのかと悔しさが込み上げる... https://t.co/e2vH5Jk2I3
— 金船 (@OfChronicle) 2017年10月4日
この何気無いツイートを見てわざわざ番組を録画して、それをブルーレイに焼いてくれるという神様っぷり。
もう崇めるしかないっす。
がもよんの主催者で、遊びに行った際に私の一日をコーディネートしたくださった大谷さんからはルビッチが印刷されたTシャツをいただきました。
「他の方にあげる予定だったけれど、その方がぜひ別の方にとおっしゃっていた。その時に浮かんだのが金船さんだった。」
そんなあまりにも嬉しすぎるお言葉とともにいただいたTシャツは、嬉しさのあまりその後ずっと着て過ごしました。
上記の方以外にももう一度会いたいと思っていた方とお会いできたり、Twitter上でしか知らなかった方にご挨拶させていただいたり、前職で一緒に働いていた方と偶然の再会も果たせました。
大阪のプペル展のスタッフをやっていた方と、今度はみなとみらいのプペル展で再会する。
場所は違えど『プペル展』というイベントが集合場所になっていました。
まさにキングコングの西野さんが言っていたことが現実となっています。
掌の上で踊らされている感が凄まじいですが、彼がこの素敵な空間を作り出すきっかけを生み出してくれました。
そのきっかけをスタッフさんが力を合わせて形にし、そこに集合した人に出会いの場を提供してくれる。
弾丸で行った『えんとつ町のプペル展in大阪がもよん』と、再会の場となった『えんとつ町のプペル展inみなとみらい』の2つの『プペル展』でそのことを強く感じました。
展示会場で絵本展と人との繋がりを楽しんだ後は、西野亮廣さんのトークショーに参加しました。
話す内容を特に決めていない様子でしたが、会場の雰囲気を自然と察知した西野さんは(この決め方もさすが)、“映画版えんとつ町のプペル”の脚本の内容を余すことなく、惜しげも無く話してくださいました。
その内容はただでさえ素晴らしかった絵本版をより一層掘り下げたストーリーで、話し方の上手さや話す際の熱量も相まって相当に面白いものでした。
あの会場で話を聞いた人は壮大なネタバレをくらい、もう映画を見る必要がないほどに内容をほぼ知ってしまいました。
それでもきっとあの会場にいたほとんどの人がきっと映画を観に行くでしょう。
西野さんが懸命に伝えていたあのストーリーが、映画として完成した時にはどんなものになっているのだろう。
それを確認したいと思うには十分すぎるトークショーでした。
“人が行動するときの動機は総じて『確認作業である』”
西野さんはこう考えているようですが、まさにその通りのことが起きました。
『えんとつ町のプペル展inみなとみらい』は残念ながらすでに終了してしまっています。
ですが今でも全国各地でプペル展が行われています。
絵の素晴らしさはもちろんですが、そこに集まってきた人たちとの出会いもあります。
行こうか悩んでいる方はぜひ一度、どこでもいいので行ってみてください。
各会場にはそれぞれの出会いがあるはずです。
それと西野さんのトークショーも機会があれば参加してみてください。
あの世間の嫌われ者は、間違いなく有意義な時間を提供してくれます。
ラーメン二郎環七一之江店に行ってきました2
10/8(日曜日)
12:53
総武線各駅停車で本八幡駅まで行って、そこから乗り換えて3駅とそこまで遠くはない。
前回一之江店に来たのはお盆の真っただ中だった。
この時食べたラーメンがとても美味しかったので、また行きたいとは思っていた。
ただ本八幡駅での乗り換えの面倒臭さがあるのであまり頻繁には訪れることはない。
実は9月中にも一度一之江店に行ったのだが、行った時間がギリギリすぎて(閉店10分前くらい)見事に麺切れしていた。
わざわざ電車を乗り継いで来たのに何もしないのは悔しいので、王将で定食を食べて帰ったのはいい思い出である。
というわけでリベンジ!
13:02
麺切れを避けるために閉店1時間前に店舗到着。
さすがにまだ営業してはいたのだが、代わりに列の人数がすさまじい。
数えてみると25人。ちょっと前まではそこまでの行列ができるような店じゃなかったのに、一体どうしてしまったんだ...。
それでも並ぶ訓練された客たる我々2人。
一之江店では店内が満席になると入り口前を先頭に店舗に沿って外に列を形成していく。
その列が月極めの駐車場前に立っているポールまで伸びたら、そこから先は少し離れた歩道橋の下に置いてあるポールを先頭に今度は車道側に沿って列を形成していく。
歩道橋下の先頭で待つ人は、店舗前の列が進んでスペースが出来たら前に進んでいくというシステムである。
事前に情報だけは知っていたのだが、遂に自分が身をもって知る時が来たのである。
歩道橋の下の列最後尾、酒屋のあたりで接続した。
13:37
長い列にビビりながら並び始め、店舗前の列に接続してからも少し待ち、先頭から6人目くらいになったところで食券を購入するために一度列を抜ける。
幸いにも売り切れ表示になっているものがなかったので、‟ぶた5枚入り大ラーメン”の食券を購入し列へと戻る。
13:42
食券購入からまた少し待ち、列の先頭が相棒で2番目が私になったときに、助手さんから「先頭2名様、食券見せてください」の声がかかった。
私はガラス張りのドア越しに、助手さんに向けて食券を掲げて見せる。
‟麺硬め”コールをするならば(麺少な目、アブラ少な目なども)この時に言う必要があるのだが、ドア越しなので声が届かない。
仕方がないので入り口からひょっこり顔を出し、助手さんに向けて「麺硬めでお願いします」と伝えた。
13:45
並び始めておよそ45分、席が空いたので着席。偶然にも相棒の横の席だった。
食券を置くときに50円玉を添えて‟生卵”をお願いする。
店内に入ると相棒が冷水器のあたりを見るように言ってきた。
何かと思いそちらに視線を送ると、モニターのようなものがあり外で並ぶ人の姿が映し出されていた。
列の人数把握をしたり、列が膨らんで歩行者や近隣の迷惑にならないかを確認するためのものだとは思うのだが、古い店舗内には似つかわしくない(すみません)モニターに驚きを隠せなかった。
世の中便利になっていくなぁ。
13:48
視線を前方に移して前からよく見る助手さんと、新人ぽい助手さんのやり取りなどを眺めていると店主さんが麺上げを始めた。
その後まもなく助手さん(いつも見る方)からトッピングを聞かれる。
助手さん「大硬めの方、にんにくいれますか?」
私「全部(ニンニクヤサイアブラカラメ)で」
全体的な量が少なく女性でも苦もなく食べられる一之江店だが、大盛りにしてヤサイコールもするとそこそこの高さの山になる。
同じ日の相棒のラーメンと比較するとよく分かる。
アブラはプルプルだがあまり味はなく、カラメにしたのだが醤油ダレもあまりかかっていない。
野菜マシにしたもののこれでは少し食べるのが辛いので豚の力を借りることにした。
赤みがかった豚は‟サクッ”とした食感と‟プニュッ”とした食感が合わさったような‟サクプニュ”のもの。
適度に味が染みているが、豚の旨味を全開に感じられてとても美味しい。
野菜がすすむ君!
4枚しか豚がないように見えるが、上の写真左下の豚が2枚重なっていた。
ではなぜそのように撮らなかったのかというと、食べるまで私自身が気付かなかったからだ。
2枚重なっていたのにも関わらずサクッと噛み切ることができるくらい柔らかい。
でもしっかりとした食感もある。小ぶりなのが口惜しい。
スープとアブラをまとった麺。特筆すべきことはないが、特筆しないだけで美味しいのは間違いない。
もっと乳化しているイメージだったのだが、よく考えたら前回もそうだったのでこれがいつも通りなのかも。思い込みって怖い。
ただ前回感じたほど良い獣臭さがなく、味も薄めで少し物足りなかった。
それにしてもニンニクがよく合う。
14:00
他の店舗でいう‟大ぶたラーメン”だが元々の量が少なめなので苦も無く食べれる。
あっという間に食べ終わり、丼を上げテーブルを拭き退店。
先に出ていた相棒が歩道橋付近で待っていたのでそちらに向かいがてら時間を確認し、食べるのに12分かかっていう事実を突きつけられた。
全然あっという間じゃない。
いや、あっという間に食べ終わったと錯覚するくらい美味しかったのだ。
そう思いながら一之江駅に向かうのだった。
ラーメン二郎小岩店に行ってきました5
10/5(木曜日)
11:10
小岩駅に到着。
平日昼間に時間ができればやっぱり頭をよぎるあの言葉。
「You、小岩の二郎行っちゃいなよ」
てことで来ちゃいました、小岩駅。
今日は1人で小岩駅。ささっと二郎に向かうのである。
11:14
待ちきれない思いが溢れ、早歩きで店舗前に到着。
先客は16人。平日の昼間にも関わらずいつも通りの混雑具合である。
当然その混雑は予想済みである。
1人でぼーっと並んでいるのも暇だし時間が勿体無いので、本を持参した。
大好きな読書をしながら大好きなラーメンを食べるために並ぶ。
考えようによってはとても贅沢な時間である。
11:48
読書をしながら待つこと約35分。会いた席に座り、自分のラーメンが出てくるまでの時間をじっと待つ。
12:00
着席してから10分ちょっと、店舗前に到着してから約45分。
店主さんからトッピングを聞かれる。
店主さん「ニンニク入れますか?(ウィスパーボイス)」
私「ヤサイニンニクアブラで」
二郎の中では量の少ない小岩店だが、ヤサイコールをすることでそれなりの高さの山になる。
この日の野菜の茹で加減はシャキシャキ。
アブラコールによってトッピングされた甘い固形アブラをおかずに野菜の山を切り崩していく。
アブラが少量なので、それがなくなった後は豚をおかずに野菜を食べ進める。
小岩店の豚はかなり小ぶりである。
パサパサであまり味のしないものに当たってしまうこともあるのだが(自分は高めの頻度で)、この日は味が染みていて野菜が進む。
食感もしっかりとしているが硬いわけではなく、グミグミとした心地いい噛み応えの当たり寄りのものだった。
野菜をある程度まで食べたらお楽しみの麺にとりかかる。
丼の下の方の麺を引っ張り出す。そうすると醤油ダレを吸って飴色になった麺が顔を出す。
噛むたびに口の中に小麦の風味がいっぱいに広がる。
硬めに茹でられたパツパツとした麺とスープの相性は抜群で、箸が進む。
スープの方は非乳化のもので、液体アブラと色の濃いスープの2層に分かれている。
いつもは、うっかりすると完飲してしまいそうになるくらいに優しい味の小岩店のスープ。
だがこの日のスープは見た目通りに醤油の味がキリッと立っており、しょっぱめのものだった。
12:10
大ラーメンでもそこまで麺量は多くないので、東の横綱と称される小岩店の1杯を10分ほどで完食。
丼を上げテーブルを拭いて退店。
二郎を食べるためだけに家を出て小岩まで来て、二郎を食べ終わったらまっすぐに家に帰る。
それだけのために出不精の男が外に出る。
並んでも食べる価値があるので機会があればぜひ試していただきたい。
とか言いながら帰りに図書館に寄って本を物色して、4冊ほど借りてホクホクで家路につくのであった。
ラーメン二郎亀戸店に行ってきました7
10/1(日曜日)
16:54
亀戸駅に到着。いつもの相棒とともに駅の階段を下り、とりあえず駅のトイレに行く。
本来であればこの日は特に家を出る予定はなかった。
当然のことながら二郎に行く予定もなければ、相棒と会う気なんか毛頭なかった。
ではなぜ亀戸駅にいるのか。午前中にTwitterの情報を見たからだ。
お世話になってます。明日1日(日)は久しぶりに「辛味噌」やります。着席時に「辛味噌」とお伝えください。無くなり次第終了になります。よろしくお願いします。
— ラーメン二郎亀戸店 (@jiro_kame) 2017年9月30日
二郎に関しては若輩者の私は、久々だという亀戸店の“辛味噌”というのがどういうものだか知らない。
知らないものは見て触れてみるべきだろう。
ていうか“辛味噌”なんてうまいに決まってんだろう。魅力的なワード過ぎるだろ店主さんよぉぉぉぉ!!!
とまぁ午前中にこれを見て相棒を誘ったところ、2つ返事で行くことが決まった。
17:03
店舗前に到着。先客は3人だったのでそのまま接続。
亀戸店の特別なトッピングがあるのは日曜日が多いように思うが、意外にも30分前に来てもあまり並んでないことが多い。
開店前なので(亀戸店の夜の部の開店時間は17:30)もちろんその時間まで列が進むことはない。
ただどうせ同じ時間待つならば、開店前に来て確実にトッピングをゲットした方がいい。
同じようなことを考えている人が多いのか、そもそも人気店だからということなのか我々が列に接続した直後くらいから続々と列が伸びていった。
17:33
開店時間を少し過ぎシャッターが開き、先頭から店内に吸い込まれていく。
前回とは違い開店時間を過ぎて15分待たされるようなことはなく一安心。
着席時に“麺硬め”を申請し、同時にこの日のお目当てである“辛味噌”を頼む。
すぐに助手さんから“辛味噌”がサーブされた。
量としてはそこまで多くはないが、これが追加料金なしで頼めるのだからありがたい。
コチュジャンのような感じで色が赤みがかっており、辛そうな見た目をしている。
箸で少しすくってひと舐めしてみると、辛そうな見た目に反して味噌の甘みが強く後味が少しピリッとくる。
これがラーメンとどのような化学反応を起こしてくれるかが楽しみになる味である。
17:40
相棒が突然スマホゲームのガチャ画面を開いてその結果を見ながら、男2人でキャッキャウフフしていると不意に助手さんから声がかかる。
助手さん「汁なし硬めの方、ニンニク入れますか?」
私「ニンニクアブラで(ニヤケ顔)」
ガチャの話をしていたのでニヤケ顔でコールをし、ニヤケ顔で受け取ったラーメン。
不意に声をかけられたので“ちょっとカラメ”にするのを忘れた。
ヤサイコールをしていないので山はそんなに高くない。立派な豚とプルップルで甘い固形のアブラが代わりに存在感たっぷりに鎮座している。
とりあえず豚を辛味噌の器に引っ越しさせる。
あとで辛味噌をのせて美味しく食べることを約束し、ラーメンの方から攻略していく。
山が高くないとはいえたっぷりと盛られた野菜をアブラとともにパクっと。
うん、今日も野菜と甘めのアブラの相性は抜群である。
そして次は野菜に辛味噌を絡めていただく。
こ、これは...。
野菜の辛味噌炒めのようでとてもうまい!
甘めの味噌にほのかな辛味が野菜と絡んでベストマッチ。仮面ライダービルドも驚きである。
これにより野菜と辛味噌がどんどん減っていくが、後の楽しみがなくなってしまうのでほどほどにして麺にとりかかる。
やや細めで丼にみっちりの麺。スープがいつもより少ない気がしたが、醤油の味はしっかりと感じられる。
よくかき混ぜて通常状態の汁なしラーメンを食べ進め、半分くらいを食べたあたりで放置していた豚にお呼ばれした。
豚「私のことも思い出してください...。」
私「安心してくれ。今から君を助けにいく!」
大きくて脂身部分も立派な亀戸店の@豚。あまり味は染みていないが豚肉の味をしっかり楽しめる。
それに辛味噌が良いアクセントになりいい感じ。
そのあとは麺に辛味噌を絡めて汁なしみそラーメンにして食べたり、
辛味噌をスープに溶いて食べたりと、様々な楽しみ方ができた。辛味噌is素晴らしい。
17:52
美味しい亀戸店のラーメンに辛味噌がいいアクセントを与え、どんどん箸が進む。
量の多い亀戸店のラーメンだが、いつもより1〜2分早く食べ終わっていた。
丼をあげテーブルを拭いて、退店。相棒と亀戸駅まで感想を語り合いながら歩いていくお決まりのパターン。
特別なトッピングがある時には50円、場合によって100円の追加料金がかかるが、今回の辛味噌は無料だった。
無料でこんなにもいつものラーメンが表情を変えることへの驚きと、あんな美味しいものを提供してくれる亀戸店の店主様への感謝、必ずまた訪れるという気持ちを胸に帰路についた。
ラーメン二郎京成大久保店に行ってきました8
9/29(金曜日)
19:48
店舗前に到着。いつものように仕事終わりに自転車で約30分。
調子が良かったのかいつもより早めに到着した。そして到着して驚いた。
店舗前に3人ほど並んでいた。
京成大久保店は満席になると店内に背後霊のように列を形成していく。
外に列があるということは、店内では収まりきらないくらいの人数が並んでいるということだ。
数えてみたところ店内と外で合わせて15人ほど並んでいた。
普段は閉店間際のこの時間は多くても5人待ちくらいだったため、多少面喰いつつも麺を喰らうために最後尾に接続した。
これがプレミアムフライデーの洗礼ってやつか...。
20:09
並び始めてから20分くらいで着席。
待ちの人数からして30分くらいはかかるかと思っていたが、回転が良かったため思ったよりも待ち時間は短かった。
着席時に助手である奥様に‟麺硬め”のお願いをし、さらに食券に100円玉を添えて‟豚増し”の申請をする。
この日は久しぶりに『みそラーメン』を食べることに仕事中に決定していた。
普通のラーメンであれば『小ブタ』などのように食券が用意されているのだが、『みそラーメン』にはそれがない。
なので‟豚増し”にしたいときは食券提出時に現金で100円を添えて、「豚増しお願いします」というとやってもらえるのだ。
『つけ麺』、『みそつけ麺』の時にも同様の方法で豚増しができる。
20:17
店舗に到着してから約30分後、奥様にトッピングを聞かれる。
奥様「ニンニク入れますか?」
私「全部で(ニンニクヤサイアブラカラメ)」
最近は野菜不足に悩んでいるのでヤサイコールをするのだが、この日は3つかみほどの野菜が盛られた。
上からアブラと醤油ダレがかけられているので若干タワーが潰れているが、それでも見事な野菜タワーである。
みそラーメンでもカラメにすると醤油ダレがかけられるんですね。
そしてそれに豚増しもしたもんだから、丼からスープが溢れてきている。
京成大久保店はスープの量が多いので日常茶飯事だ。慌てずに騒がず冷水機の上に置いてあるティッシュを使って対応。問題はない。
ティッシュはトイレ側の一番奥の席の横にも置いてある。問題はない。
醤油ダレとアブラのかかった野菜を食べ進めてダムの決壊を食い止めつつ食べ進めていこう。
いつもの細長くカットされた豚の他に、あまり京成大久保店では見かけないアブラ付きの豚が3枚。
私は肉の部位についてはよく知らないので、それぞれがどこの部分だかは分からない。
分かるのは美味しいということだけだ。
細長い方の豚は繊維に沿ってホロホロと崩れる柔らかいもの、アブラ付きの方は弾力があり豚の味がするしっかりとしたもの。
さらにみそラーメンにはほぐし豚も散りばめられている。こちらも味が染みていて野菜とよく合う。
まさに1杯で3種類の豚を楽しめる神のごときラーメン。
店主さんが試行錯誤を繰り返した末に完成させた味噌味のスープ。
味噌味の二郎がいつでも食べられるのは京成大久保店だけ!まさにアイデンティティ!
こってりした二郎のスープにも味噌がよく合う。
そしてあまり目立たないがニンニクの香りが食欲を増進させる。
自転車で行ける距離にこの味があるのはとても幸運で、ふとした時に食べたくなる。
少し平たくて柔らかく茹でられた麺。
風味豊かな麺がスープを吸い、ほぐし豚やらニンニクやらが絡んで一気にそれをすすると口の中に幸福が訪れる。
なお自分では幸福の発信源となっている口の中は、他人からしたら最悪の凶器となるらしい。
20:31
店主の愛と試行錯誤が詰まった1杯を味わってゆっくり食べる。というか普通に量が多いので多少時間がかかり、14分で完食。
テーブルを拭いて丼を上げ、閉店準備で忙しそうな店主さんと奥様にご挨拶をして退店。
正直に言えば普通の醤油味の方が好きなのだが、定期的に食べたくなる味噌味の二郎。
いつでもその選択ができる幸福を噛み締めながら、少し寒くなった夜の道を自転車で走り帰路についた。
ラーメン二郎亀戸店に行ってきました6
9/24(日曜日)
17:03
亀戸駅に到着。
先月までは毎週のように一緒に二郎に行っていた相棒と、前回の千住大橋駅前店から3週間ぶりに二郎を共にする。
亀戸店に関して言えばほぼ1ヶ月ぶり。
相棒は二郎に行くのも3週間ぶりらしく、「量の多い亀戸店で食べきれるかが心配だ」と言っていたが、いつもそんなこと言って残したためしがないので無視した。
相棒が途中のコンビニでサントリーの烏龍茶を購入。私の分の黒烏龍茶もついでに買ってくれた。いつも私の分も一緒に購入してくれるのだ。
さっきは無視してごめんね。
17:15
店舗前に到着すると先客は5人だった。
そのまま列に接続しようとしたのだが、ここでとある問題が浮上した。
亀戸店は店内の席数が12席あり、1ロットが6人ずつで提供されている。
※亀戸店のロットの説明について詳しくは過去記事を参照
今回のケースでは、
列先頭 ◯◯◯◯◯◆ ◆△△△△△ ◯〜
上記のように◯と△のロット(セット)に分かれるので、提供のタイミングが私と相棒(◆)でずれてしまう。
5人待ちのあとに誰かが並んでくれれば、
◯◯◯◯◯◯ ◆◆△△△△ ◯〜
上記のようになるので、次に並ぶのが5人グループまでなら我々は同じロット(セット)になれる。
ということで誰かが来るまでは列に並ばずに道を挟んだ反対側で見守ることにした。
17:16
反対側で見守ること1分弱、すぐに後続に1人の男性が並んだ。さすが人気店である。
我々2人も安心してその男性含む6人待ちの後ろに接続した。
17:44
実際の開店時間から15分ほど経過してようやく開店。
亀戸店では開店時間を過ぎることがよくあるが、こんなに待ったのは初めてだった。
列の先頭から店内へと吸い込まれていくのでそれに続く。
入り口付近の券売機で食券を買って順番に席に着いていく。
二郎のほとんどの店舗では席に着いて食券を置くタイミング、もしくは「食券を見せてください」と言われたとき“麺硬め”、“麺柔らかめ”などの茹で加減や“麺少なめ”、“麺半分”などの麺量、“脂少なめ”などの希望を伝える。
私も席に着くときに“麺硬め”とお願いすると「次でいきま〜す」とお返事をいただく。
つまり次のロットになりますよということだ。承知の上なので何の問題もない。
野菜の少なめは提供時のトッピング確認時に伝えるので注意。
18:00
軽快にキャベツをカットしていく助手さんの姿を眺めたり、隣で大ラーメンをものすごい早さで食べるお兄さんに圧倒されたりしているとトッピング確認をされた。
助手さん「汁なし硬めの方、ニンニク入れますか?」
私「ニンニクアブラちょっとカラメで」
醤油ダレのかかった野菜を堪能するためにカラメ(醤油ダレを足して味を濃くする。醤油ダレは野菜の上からかけてくれる)にしたかったが、しょっぱ過ぎると嫌なのでちょっとカラメコールをした。吉と出るか凶と出るか。
野菜の盛りが控えめなので山にはなっていないが、豚と固形アブラとニンニクのインパクトのせいで凶暴性が高く見える。
それでも全体的に普段よりも少ないような印象だった。
プルプル食感の大きくて甘いアブラ。野菜と一緒に食べるといいアクセントになる。
亀戸名物の@豚。大きくて分厚くて、それでいて柔らかくもグミグミの食感も残っている。つまりは最高。
いつもは醤油の味があまり染みていないが、この日は程よく味が染みていてさい&こうだった。
おまけ?の1かけらは下の方から発掘できたのだが、こちらも柔らかくて豚の味をしっかりと堪能できるものだった。さい&こう。
汁なしとはいうものの丼の1/3くらいは入っている汁。この日のスープはダシがしっかり出ていたのか甘みのあるものだった。
ちょっとカラメにしたにも関わらずしょっぱさは強くなく、甘みが食欲をそそりかなりの当たりスープだった。
醤油ダレを吸った飴色の麺!とまではいかないが、硬めにしても柔らかめに茹でられたちぢれ麺にスープがよく絡む。
舌触りがヌラヌラしていてそれがまた癖になる。
18:10
全体的に当たり傾向にある1杯。その美味しさに箸が止まらず、量の多い亀戸店で平均時間の10分で完食。
相棒もほぼ同タイミングで食べ終わり、テーブルを拭いて退店。
相棒は久しぶりの二郎、しかも麺量の多い亀戸店にも関わらず早く食べ終えてしまったところを考えると、やはり量が少なかったのだと思う。
それでもどこを取っても当たりだったという満足感と満腹感を男2人で分かち合いながら亀戸駅へと向かった。