三十路フリーターの気ままな日常

30歳を目前に控え、会社を解雇された男性の気ままな日常生活

ラーメン二郎京成大久保店に行ってきました8

9/29(金曜日)

 

19:48

店舗前に到着。いつものように仕事終わりに自転車で約30分。

調子が良かったのかいつもより早めに到着した。そして到着して驚いた。

 

店舗前に3人ほど並んでいた。

京成大久保店は満席になると店内に背後霊のように列を形成していく。

外に列があるということは、店内では収まりきらないくらいの人数が並んでいるということだ。

 

数えてみたところ店内と外で合わせて15人ほど並んでいた。

普段は閉店間際のこの時間は多くても5人待ちくらいだったため、多少面喰いつつも麺を喰らうために最後尾に接続した。

これがプレミアムフライデーの洗礼ってやつか...。

 

20:09

並び始めてから20分くらいで着席。

待ちの人数からして30分くらいはかかるかと思っていたが、回転が良かったため思ったよりも待ち時間は短かった。

 

着席時に助手である奥様に‟麺硬め”のお願いをし、さらに食券に100円玉を添えて‟豚増し”の申請をする。

 

この日は久しぶりに『みそラーメン』を食べることに仕事中に決定していた。

普通のラーメンであれば『小ブタ』などのように食券が用意されているのだが、『みそラーメン』にはそれがない。

 

なので‟豚増し”にしたいときは食券提出時に現金で100円を添えて、「豚増しお願いします」というとやってもらえるのだ。

『つけ麺』、『みそつけ麺』の時にも同様の方法で豚増しができる。

 

20:17

店舗に到着してから約30分後、奥様にトッピングを聞かれる。

 

奥様「ニンニク入れますか?」

私「全部で(ニンニクヤサイアブラカラメ)」

 

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みそラーメンは黒い丼

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今日も見事にダム決壊

最近は野菜不足に悩んでいるのでヤサイコールをするのだが、この日は3つかみほどの野菜が盛られた。

 

上からアブラと醤油ダレがかけられているので若干タワーが潰れているが、それでも見事な野菜タワーである。

みそラーメンでもカラメにすると醤油ダレがかけられるんですね。

 

そしてそれに豚増しもしたもんだから、丼からスープが溢れてきている。

 

京成大久保店はスープの量が多いので日常茶飯事だ。慌てずに騒がず冷水機の上に置いてあるティッシュを使って対応。問題はない。

ティッシュはトイレ側の一番奥の席の横にも置いてある。問題はない。

 

醤油ダレとアブラのかかった野菜を食べ進めてダムの決壊を食い止めつつ食べ進めていこう。

 

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珍しくアブラ付きの豚

いつもの細長くカットされた豚の他に、あまり京成大久保店では見かけないアブラ付きの豚が3枚。

 

私は肉の部位についてはよく知らないので、それぞれがどこの部分だかは分からない。

分かるのは美味しいということだけだ。

 

細長い方の豚は繊維に沿ってホロホロと崩れる柔らかいもの、アブラ付きの方は弾力があり豚の味がするしっかりとしたもの。

 

さらにみそラーメンにはほぐし豚も散りばめられている。こちらも味が染みていて野菜とよく合う。

まさに1杯で3種類の豚を楽しめる神のごときラーメン。

 

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醤油とは違う味噌の色のスープ

店主さんが試行錯誤を繰り返した末に完成させた味噌味のスープ。

味噌味の二郎がいつでも食べられるのは京成大久保店だけ!まさにアイデンティティ

 

こってりした二郎のスープにも味噌がよく合う。

そしてあまり目立たないがニンニクの香りが食欲を増進させる。

自転車で行ける距離にこの味があるのはとても幸運で、ふとした時に食べたくなる。

 

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風味豊かな麺

少し平たくて柔らかく茹でられた麺。

風味豊かな麺がスープを吸い、ほぐし豚やらニンニクやらが絡んで一気にそれをすすると口の中に幸福が訪れる。

 

なお自分では幸福の発信源となっている口の中は、他人からしたら最悪の凶器となるらしい。

 

20:31

店主の愛と試行錯誤が詰まった1杯を味わってゆっくり食べる。というか普通に量が多いので多少時間がかかり、14分で完食。

 

テーブルを拭いて丼を上げ、閉店準備で忙しそうな店主さんと奥様にご挨拶をして退店。

 

正直に言えば普通の醤油味の方が好きなのだが、定期的に食べたくなる味噌味の二郎。

いつでもその選択ができる幸福を噛み締めながら、少し寒くなった夜の道を自転車で走り帰路についた。