三十路フリーターの気ままな日常

30歳を目前に控え、会社を解雇された男性の気ままな日常生活

ラーメン二郎京成大久保店に行ってきました4

8/8(火曜日)


16:55

店舗前にて彼女と合流。例によって私は自転車、彼女は電車で来た。
前回と違うのは、彼女も私も出かけた帰りなどではなく、同じ家から出発したことくらい。

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しかも電車で向かう彼女の方が15分くらい先に出て、私の方が先に到着していた。別に私の脚力がすごいとかではなく、最寄駅と京成大久保駅の位置関係的に電車で行くと時間がかかるのだ。


店舗前では先客4名が開店を待っており、そこに接続。1組前にご夫婦が待ってらしたのだが、お母様の背中でお子様が垂れ下がるようにお眠りになってらっしゃった。母は強し。


16:59

ほぼ定刻、1分ほど前倒しで開店。列が店内に吸い込まれて行く。この時点では我々含めて7名が列を作っていた。


先週来た時の教訓を生かして、今日は小豚ラーメンの食券を購入。

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彼女は前回と同じでつけ麺の黄色い食券を購入。2人で並んで着席し、食券確認の際にそれぞれの注文(麺の茹で加減や味の好み)を伝える。


私「麺硬めでお願いします。」
彼女「麺半分硬め、脂少なめ、ニンニクなしでお願いします。」


一生懸命彼女が覚えた要望を、奥様が一生懸命に復唱してくださる。すみません。


我々が席に着き注文を伝え終わる頃には店内がほぼ満席になっていた。


17:09

ファーストロット(開店して最初に提供されるラーメン達。この日は我々の前に並んでいた4人分。)のラーメンを提供し終えた後、奥様が彼女にもう一度注文確認にきた。


ニコニコと笑いながら「覚えるの大変。」とおっしゃっていたので、2人ですみませんとお伝えした。


奥様も別に嫌味などで言ったわけではなく、ちょっとした会話の一部としてそう言ってくださったのが伝わる。優しい奥様なのである。

店主さんがいつもの流れで彼女のつけ汁にニンニクを入れそうになった時も、「つけ麺ニンニクなし!」と強めに止めてくださった。
とても優しいのである。


17:12

奥様の必死の静止のおかげでニンニク入りを免れた彼女のつけ汁が到着した

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見た感じ今日のつけ汁には豚がゴロゴロ入っている気がする。
腹ペコの彼女は麺をつけるためのスペース確保も兼ねて、麺の到着より前に野菜やら豚やらを頬張る。成長したね。


17:14

奥様からトッピングを聞かれる。


奥様「ニンニク入れますか?」

私「ニンニクアブラカラメで」


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小豚ラーメン(800円)麺硬めニンニクアブラカラメ


今日も立派な野菜タワーがそびえ立ち、頂点にはプリプリアブラが鎮座。
カラメにしたおかげで味もついて、それだけでバクバクと食べ進めていける。


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アブラをおかずに野菜を半分ほど食べ進めた後に、その下に埋もれていた豚を引っ張り出す。
小ぶりだが柔らかく、箸で掴もうとするとほろほろと崩れてしまう味の染みた豚。
今日は小豚にしたためゴロゴロと入っていた。途中麺の下からも出てきた。

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その麺はというといつも通りに風味豊かで、カネシ醤油が染みうま。
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カラメにしたため色が濃いが、バッチリと乳化したスープも健在である。
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彼女の麺も私のラーメンとほぼ同時に到着した。

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つけ麺(800円)麺硬め半分脂少なめニンニクなし


麺半分なので見た目にインパクトはないが、それでも他のラーメン屋と比べれば十分な麺量である。


あとは二人とも自分の目の前のラーメンを一心不乱に食べ進める。彼女は前回も今回もつけ麺を頼んだため、私のラーメンを1口2口くらい分けてあげたのだが、その後はひたすらに黙々と食べ続けた。


量が多いので一定のリズムで食べていかないと段々と苦しくなってしまうのだ。彼女はそのことを既に理解している。

いや、頭で理解しているわけではなく、本能が感じ取っているのかもしれない。


17:23

本能で食べ進める系女子の我が彼女が先に食べ終わった。
私が食べ終わるまでにもう少し時間がかかるだろうと思った彼女は、「先に出てた方がいい?」と聞いてきた。


後ろに待っている客もいなかったので「大丈夫じゃないかな」と答えたのだが、実は1人待っていたらしく、それを知っていた彼女は自分の判断で先に退店していった。


なんていうかもう立派なジロリエンヌ(ジロリアンの女性版)ですよ、あなたは。


17:25

彼女から遅れること2分、私も食べ終わり退店した。

外で待っていた彼女に感想を聞いてみたところ、今日も美味しかったのだが前回よりも苦しかったらしい。


豚の量が体感で多かったのと、前回と違って後ろに待っている人がいたことで緊張したのも原因かもしれないと分析していた。(京成大久保店では店内に待ち列ができる)


「緊張したけれど自分らしく食べた!」と彼女は胸を張っていた。


彼女の食べたものは麺も脂も少なくしてニンニクも無しにしてある。
屈強なジロリアンたちからしてみれば何故二郎に来るのか?と思われそうだが、誰もがそれぞれに好みの食べ方で二郎を食べればいいと思う。


そもそもそんなバカみたいなことを言うバカのせいで二郎のハードルは上がっているが、店主でもないただの客の言うことなんか気にしない方がいい。


私の彼女も最初は「あんなもの食べるなんて」と言っていたが、私のブログを読んで食べてみたいと言ってくれた。
そして私と一緒に初めての二郎を食べたのがちょうど1ヶ月ほど前である。
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そして今日で既に3回目となった。


「二郎ってなんか怖そう...」と思ってる方は、一度行ってみればそんなことないと分かるはずである。
ただ、確かに注文のタイミングや雰囲気が独特なので、最初は行き慣れた方と一緒に行くことをオススメする。


このブログをきっかけにして二郎の素晴らしさを感じてくれる人が増えれば、こんなに嬉しいことはない。
でもこれ以上並ぶ時間が増えるのは嫌なので、私とは時間をずらしてください。(ウソピョーン!!)