味処 むさし野に行ってきました
こんばんは、金船です。
いつも二郎ばかり食べている私からは想像もつかないくらい、優しいラーメンに出会いました。
皆さんは千葉県の松戸市にある『味処 むさし野』というお店をご存知でしょうか。
私は存じ上げなかったのですが、友人の先輩曰くとても有名で行列の絶えないお店とのことでした。
そんなこととはつゆ知らず、最寄駅である新京成線の上本郷駅にて友人2名と合流。2人の友人のうちの片方は、いつもラーメン二郎に共に出陣している戦友です。普通のラーメン好きが、ジロリアン2人を従えているという構図になります。
上本郷駅から小雨の降る中を10〜15分ほど歩き、県道281号線沿いに出て松戸方面に少し進むと、ラーメン屋の黄色い看板が見えてきます。
その2ブロックほど手前にひっそりと佇んでいるのが『味処 むさし野』さんです。
右から見ても、
左から見てもラーメン屋には見えません。
こちらのお店は夜のみの営業らしく、30分〜1時間は並ぶのが当たり前なのだそうです。
普段では行列が出来ているお店も、この日は雨が降っていたおかげなのか、すんなりと着席することができました。ツイてるんだかツイてないんだか。
中に入ると料亭を彷彿とさせるような(行ったことないけど)、ラーメン屋とは思えないくらい落ち着いた店内に、カウンター席が7席に座敷が2テーブルありました。
この店内の狭さも、行列を作る原因なのかもしれません。また、雰囲気も落ち着いているので、居心地がよくついつい長居してしまうのでしょう。
ラーメン屋とは思えないカウンター。暖簾の奥に厨房があります。
水もボトルとおちょこのようなグラスで出てきます。
事前のリサーチをほぼせずに、導かれるままに来てしまったのでどのメニューを頼んでいいか分かりませんでした。とりあえず基本を押さえようということで、全員で“中華そば”を頼むことに。
それに加えて“季節のごはん”というものが気になりました。その内容は日によって変わるそうで、聞けば来る人のほとんどが頼むらしいです。
私以外の2人は季節のごはんを頼みましたが、私は頼みませんでした。食べたかったのですがとある理由がありまして...。
注文してからあまり間を空けずにラーメンがやってきました。
中華そば(780円)
普段では考えられないくらいのこじんまりとしたラーメン!なんとも綺麗な見た目です。
とてもシンプルなトッピングに加えて、その見た目を裏切らない正統派の醤油スープ。
麺は中太の縮れ麺。縮れ方が半端じゃありませんが、麺が半透明でした。普段食べている細めのうどんのような麺とは大違いです。油もまとっていません。
※細いうどん参考画像
こちらはしっかりと味がついたチャーシューと、柔らかさと歯応えのちょうどいいメンマ。
いつも食べてる豚とは大違いです。
※いつもの豚参考画像
そして友人2人が頼んだ、というか店内の私以外のお客さんがほぼ頼んでいたこちら。
季節のごはん(300円)
とてもラーメン屋で出されるものとは思えません。ナスとアスパラのしょうが炒め、ジャコ、そしてなんとハモの天ぷらが乗っているという贅沢具合!とても美味しそうでした。
本当は私も食べたかったのですが、ジャコが嫌いなのです。しかも少量ならまだしも、大量にジャコが乗っているのを注文前に見てしまったのです。ジャコ...。
メニューでは“300円より”と表記されていたので、日によって値段が違うのかも?
また数量限定のため、早いうちに行かないとなくなってしまうそうです。
いつもの大量の麺の上に山のような野菜が乗ったラーメンとは違って、量も味も優しかったのですぐに食べ終わりました。
※大量の麺の上に山のような野菜参考画像
いつもは体に悪そうなラーメンばかり食べているので、こういったいい意味で普通のラーメンもたまにはいいですね。
二郎の後ではお腹のキャパ的に難しい食後のお酒も、この通り。
ただ飲み終わって帰り際にふと思ってしまいました。
締めのラーメン食べたい!