三十路フリーターの気ままな日常

30歳を目前に控え、会社を解雇された男性の気ままな日常生活

彼女の家族に会うのは緊張するけど、相手の家族側はどんな気持ちなんだろう?

こんばんは、金船です。

10日ほど前に彼女と渋谷界隈に行った時に、彼女のお兄様とお会いしました。

 

goldship9.hatenablog.com

 

お兄様は渋谷の109MEN'Sでショップの店員様をやっておられるお方です。以前から話には聞いていたのですが、自分には縁のない方だと思っていました。

 

渋谷なんて人生で1、2回しか行ったことないし、109に用事なかったので。

 

なのでまさか彼女が好きな韓国のアイドルグループが日本で派手にデビューして、109でコラボイベントをした挙句に、MEN'Sの方にまでそのイベントが及ぶなんて考えてもいませんでした。

 

実際に109MEN'Sにたどり着いた時もそうです。

 

まさか衣装やパネルの展示が最上階で、お兄様の働いてらっしゃるショップがエスカレーターで上がっていく際の動線にあって、そのショップの入り口付近でお兄様が後ろを向いて作業中だなんて想像もしませんでした。

 

「お兄ちゃん見つけても別に声かけない。」

 

と言っていた彼女が、後ろを向いていらっしゃって無防備でいらっしゃるお兄様に、なんの迷いもない足取りで近づき、なんの淀みもなく声をかけたことが一番の想定外でしたけどね。

 

その足取りから声をかけることは容易に想像がつく。そうなれば必然的に、

「彼氏です。すみません。」「兄です。すみません。」的な会話が繰り広げられてしまう!

 

それならまだいいが相手は109のショップ店員様だ。となると、

「彼氏です。すみま「うぇぇぇぇぇぇーーーーーーい!!!」的なことになるかもしれない。

 

そんな状況を回避するべく私がとった行動は“隣のお店の商品を見る”というもの。本当は人見知りの本能が自然と私の体を動かし、気づいたら隣の店にいたというのが正解。

 

とにかくこれで一安心。兄妹の会話に耳を傾けるとしましょう。

 

お兄様「1人で来たの?」

彼女様「いやそこに連れがおる。」

私「こんにちは、お世話になってます!(営業スマイル)」

 

これが私と彼女のお兄様との初の対面でした。お兄様も若干営業スマイル的な感じでご挨拶してくださいました。爽やかでした。

ちなみにお兄様は私より年が下です。複雑な人間関係。

 

 

話は変わりまして本日(日が明けてしまいましたが)。彼女がお母様とデートをなさっていらっしゃりました。本日は津田沼デートだったそうです。

 

f:id:goldship9:20170721011319j:plain

 

先日のお兄様との対面の後だったこと、津田沼という近場だったこともあり、もしかしたらお母様とも初の対面をすることになるかもしれない想像をしていました。

 

彼女様「先日我が兄が彼氏と対面を果たし申した。」

お母様「拙者も会いとうござる。」

 

こんな武士チックな会話がなされていてもなんら不思議はない。口調は不思議だけど内容としては十分有り得る。

 

この前のような不意打ちは避けようと、お母様と対面したらどうするかというイメトレを1日のうちで何回か繰り返しました。

その結果何事もなく彼女は1人で家に帰ってきました。知ってたよ。

 

 

私は彼女の家族に会う時には結構緊張すると思います。実際お兄様の時も不意打ちだったにも関わらず緊張しました。

 

そもそも人見知りな上に、必要以上に良く見せようとしたり、粗相のないようにと感じてしまうんでしょうね。

付き合いが長くなることを考えれば、むしろ素の自分の方が後々苦労がないはずなんですけど、難しいですよね。

 

そこでふと思ったんですが、相手の家族側からしたらどんな気持ちなんでしょう。同じように緊張するものなのか、それとも大してなんとも思わないのか。

 

勝手な想像なんですが、“家族=試す側”で“彼氏=試される側”になっているような気がします。世間の風潮的に。

 

こちらは結婚なので話が少し違いますが、「娘さんをください!」「君のようなものに大事な娘はやらん!」のイメージが強いんでしょうね。娘さんは物じゃねーぞっていう。

 

もうちょっと世間の風潮が変われば、彼女の家族に会う彼氏たちの心の重圧もグッと軽くなると思うんですね。もっとフランクな感じでいきたいです。

 

そうは言っても世の中にはそれが当たり前に出来る人たちもいるはずなので、結局は自分の気の持ちようだなーってところに行き着きました。はい、進みませんでした。

 

私が彼女のご家族とお会いするまでには、もうしばらく時間がかかりそうです。