ラーメン二郎環七一之江店に行ってきました2
10/8(日曜日)
12:53
総武線各駅停車で本八幡駅まで行って、そこから乗り換えて3駅とそこまで遠くはない。
前回一之江店に来たのはお盆の真っただ中だった。
この時食べたラーメンがとても美味しかったので、また行きたいとは思っていた。
ただ本八幡駅での乗り換えの面倒臭さがあるのであまり頻繁には訪れることはない。
実は9月中にも一度一之江店に行ったのだが、行った時間がギリギリすぎて(閉店10分前くらい)見事に麺切れしていた。
わざわざ電車を乗り継いで来たのに何もしないのは悔しいので、王将で定食を食べて帰ったのはいい思い出である。
というわけでリベンジ!
13:02
麺切れを避けるために閉店1時間前に店舗到着。
さすがにまだ営業してはいたのだが、代わりに列の人数がすさまじい。
数えてみると25人。ちょっと前まではそこまでの行列ができるような店じゃなかったのに、一体どうしてしまったんだ...。
それでも並ぶ訓練された客たる我々2人。
一之江店では店内が満席になると入り口前を先頭に店舗に沿って外に列を形成していく。
その列が月極めの駐車場前に立っているポールまで伸びたら、そこから先は少し離れた歩道橋の下に置いてあるポールを先頭に今度は車道側に沿って列を形成していく。
歩道橋下の先頭で待つ人は、店舗前の列が進んでスペースが出来たら前に進んでいくというシステムである。
事前に情報だけは知っていたのだが、遂に自分が身をもって知る時が来たのである。
歩道橋の下の列最後尾、酒屋のあたりで接続した。
13:37
長い列にビビりながら並び始め、店舗前の列に接続してからも少し待ち、先頭から6人目くらいになったところで食券を購入するために一度列を抜ける。
幸いにも売り切れ表示になっているものがなかったので、‟ぶた5枚入り大ラーメン”の食券を購入し列へと戻る。
13:42
食券購入からまた少し待ち、列の先頭が相棒で2番目が私になったときに、助手さんから「先頭2名様、食券見せてください」の声がかかった。
私はガラス張りのドア越しに、助手さんに向けて食券を掲げて見せる。
‟麺硬め”コールをするならば(麺少な目、アブラ少な目なども)この時に言う必要があるのだが、ドア越しなので声が届かない。
仕方がないので入り口からひょっこり顔を出し、助手さんに向けて「麺硬めでお願いします」と伝えた。
13:45
並び始めておよそ45分、席が空いたので着席。偶然にも相棒の横の席だった。
食券を置くときに50円玉を添えて‟生卵”をお願いする。
店内に入ると相棒が冷水器のあたりを見るように言ってきた。
何かと思いそちらに視線を送ると、モニターのようなものがあり外で並ぶ人の姿が映し出されていた。
列の人数把握をしたり、列が膨らんで歩行者や近隣の迷惑にならないかを確認するためのものだとは思うのだが、古い店舗内には似つかわしくない(すみません)モニターに驚きを隠せなかった。
世の中便利になっていくなぁ。
13:48
視線を前方に移して前からよく見る助手さんと、新人ぽい助手さんのやり取りなどを眺めていると店主さんが麺上げを始めた。
その後まもなく助手さん(いつも見る方)からトッピングを聞かれる。
助手さん「大硬めの方、にんにくいれますか?」
私「全部(ニンニクヤサイアブラカラメ)で」
全体的な量が少なく女性でも苦もなく食べられる一之江店だが、大盛りにしてヤサイコールもするとそこそこの高さの山になる。
同じ日の相棒のラーメンと比較するとよく分かる。
アブラはプルプルだがあまり味はなく、カラメにしたのだが醤油ダレもあまりかかっていない。
野菜マシにしたもののこれでは少し食べるのが辛いので豚の力を借りることにした。
赤みがかった豚は‟サクッ”とした食感と‟プニュッ”とした食感が合わさったような‟サクプニュ”のもの。
適度に味が染みているが、豚の旨味を全開に感じられてとても美味しい。
野菜がすすむ君!
4枚しか豚がないように見えるが、上の写真左下の豚が2枚重なっていた。
ではなぜそのように撮らなかったのかというと、食べるまで私自身が気付かなかったからだ。
2枚重なっていたのにも関わらずサクッと噛み切ることができるくらい柔らかい。
でもしっかりとした食感もある。小ぶりなのが口惜しい。
スープとアブラをまとった麺。特筆すべきことはないが、特筆しないだけで美味しいのは間違いない。
もっと乳化しているイメージだったのだが、よく考えたら前回もそうだったのでこれがいつも通りなのかも。思い込みって怖い。
ただ前回感じたほど良い獣臭さがなく、味も薄めで少し物足りなかった。
それにしてもニンニクがよく合う。
14:00
他の店舗でいう‟大ぶたラーメン”だが元々の量が少なめなので苦も無く食べれる。
あっという間に食べ終わり、丼を上げテーブルを拭き退店。
先に出ていた相棒が歩道橋付近で待っていたのでそちらに向かいがてら時間を確認し、食べるのに12分かかっていう事実を突きつけられた。
全然あっという間じゃない。
いや、あっという間に食べ終わったと錯覚するくらい美味しかったのだ。
そう思いながら一之江駅に向かうのだった。