三十路フリーターの気ままな日常

30歳を目前に控え、会社を解雇された男性の気ままな日常生活

ラーメン二郎京成大久保店に行ってきました6

9/11(月曜日)

 

19:55

店舗に到着。食券を買って店内で背後霊のように待つ4人の列に接続した。月曜日のこの時間で店内待ちがいるのは珍しい。

 

いつものように家から自転車で約30分。

まだ暑さの残る9月とはいえ、19時を過ぎれば辺りは暗い。自転車で無灯火で走ることは私にとって恐怖でしかない。法律だからとかじゃなく。

 

轢く心配も轢かれる心配も軽減してくれる自転車のライト。しかし私の自転車のライトが断線して点灯しなくなってしまったのだ。

 

というわけで彼女の自転車を拝借してやってきた。

 

そんな事情を知ってか知らずか店主さんと奥様は今日も私を温かく迎え入れてくれる。

 

19:59

店内待ちの列が出来ていたものの、皆さん食べ終わり間近だったようで次々と席が空いていく。

 

店内の待ちが私のみになったところで、奥様から麺量確認のために「食券見せてください」と声がかかる。

食券を見せながら「麺硬め」とお願いする。今日は前回のように忘れなかったぞ。

 

goldship9.hatenablog.com

 

麺量の確認をされて少し経ち、入り口から一番遠いトイレ前の端っこの席に着席。この日の最後の客は私となったようだ。

 

20:04

着席から約5分、到着からは約10分というスピーディーさでトッピングを聞かれる。

 

入店が一番遅かったのは私だが、ロット(麺を同時に茹でて提供される人たち)内に‟麺硬め”希望が私のみだったので一番最初に聞かれた。別に順番飛ばしとかじゃないです。

 

奥様「ニンニク入れますか?」

私「ニンニクアブラカラメで」

 

あとはラーメンが提供されるのを待つばかり。カウンターの向こうでは私のトッピングを奥様が店主さんに伝えてくれている。

 

店主さんが鍋から固形のアブラをすくい、さらに醤油ダレをすくい私の丼の野菜の山の上にかけているのが見える。

 

今日も美味しそうだなぁ。早くたべたいなぁ。

 

私の視線は丼に集中している。それを奥様が持ち上げる。その時悲劇は起きた!

 

スープが溢れてこれでもかというくらいにこぼれている。容赦なく奥様の手にかかる。いや絶対熱いだろ。それでも奥様は私の前に丼を置いてくれた。素敵すぎる。

 

しかしカウンターに置かれた丼からもスープのダム決壊は留まることを知らない。久しぶりに見る“大決壊”だ。

 

奥様にすごい謝られたが私は「全然平気です!」と全力スマイルで答えた。元々スープが多い京成大久保店なので、過去にも経験があるしそこまで驚くことではない。

 

というわけで決壊とともに提供されたのがこちら。

 

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小ブタ(800円)麺硬めニンニクアブラカラメ

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横からも

決壊の様子がお分かり頂けただろうか。ティッシュで必死に抑えている。

 

ティッシュが置いてあるのは入り口近くの冷水器の上と、私がこの日座っていたトイレ前の席の横だ。ゴミ箱も冷水器横とトイレ前の洗面台横にある。

 

つまりトイレ前の端っこ席にいたこの日の私は、決壊を食い止めるのに一番いい席だったのだ。というかここ以外で決壊すると結構厳しい。

 

決壊の理由なのだが、おそらくこの野菜の山ではないだろうか。いつも以上に山が高かった気がする。

 

クタクタに茹でられたこの大量の野菜は、アブラと醤油ダレと一緒に食べると抜群に美味い。食欲を刺激してくる。そのためにカラメコールをしているのだ。

 

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豚もゴロゴロ

野菜の山を崩すと中からは豚の塊が。たまに(しょっちゅう)麺の下からも出てきたりする。

 

いつもはホロホロと柔らかい豚なのだが、この日の豚はパサ気味で少し硬かった。

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乳化スープ

決壊するほどナミナミ注がれたいつも通りの乳化スープ。今日は醤油ダレの色がいつもより濃く、味もその分しょっぱうまだった。

 

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硬めにしても柔らかい麺

京成大久保店の麺は硬めコールをしても柔らかい。提供時にハプニングがあったことでこの日はそれが顕著だった。

 

硬めの麺をワシワシ食べるのが好きなのでこの点は残念だが、独特の風味があり癖になる。

 

20:14

後ろで待つお客さんからのプレッシャーもないためゆっくり食べていたつもりだったのだが、それでも平均の10分で完食となった。

 

丼を上げテーブルを拭いて退店する。奥様にまた謝られたが、そこでも全力スマイルでの会釈とともに「ごちそうさまです」をお伝えした。もちろん店主さんにも。

 

満腹で苦しいとまではいかないまでもかなりお腹は満たされる。

膨れたお腹が少しでも引っ込むように祈りながら、彼女から拝借したピンクのママチャリで家路を急ぐのであった。