ウォルト・ディズニーはいつか本当に倒されてしまうかもしれない
こんばんは、金船です。
現在の日本において、「ウォルト・ディズニーを倒す」ことを目標だと言っている男がいます。例によってキングコングの西野さんです。
ここで注目したいのは、“夢”として掲げているのではなくて、“目標”として設定しているところ。叶えるものではなく、達成するもの。
どちらも努力が必要にはなりますが、夢よりも目標の方がより現実味があるような印象を受けます。夢が「そうなったらいいな」なのに対して、目標は「そうしてやるんだ」な感じ。伝わるかな。
そして西野さんは「ウォルト・ディズニーを倒す」を“目標”に設定しています。恐らく彼の中にはぼんやりと目標到達までの道筋が見えているのではないかと思います。
今回の『キャンディ』の件にしても、スナック自体が面白いコンテンツであると西野さんとSHOWROOM代表の前田さんは考えているようです。
そこで自分たちでスナックを作ってしまうという発想に至るのもさすがですが、そこさえも「打倒ディズニー」のための1手にしか過ぎないというのです。
これまでも西野さんは様々なことに手を出しては叩かれ、炎上させられてきました。芸人のくせに〜という批判も数多く受けています。
ただ今回のブログの中にあったホワイトボードの画像を見て思いました。
西野さんは「ウォルト・ディズニーを倒す」という目標を立てた時から、一切ブレたことがないんだと。
プペルを始めとする絵本もビジネス書も町づくりも、そして今回のスナックに至るまで、その全てを自らの目標達成のための足がかりとしてプロデュースしているんです。
一見繋がりが薄いように見えるアレコレ。全て西野さんが面白いと思ってやっていることですが、ただ面白いというだけではなくて、その面白いコンテンツをいかに自分の目標の達成に繋げられるかを考えながら動いています。
さらに各コンテンツを完成品として提供するのではなく、その制作段階まで含めて丸ごと楽しませてくれています。西野さんは“共犯者作り”と呼んでいます。
この共犯者たちは製作段階から携わった絵本やイベントなどが完成したり成功してきた様を目撃してきました。それによって西野さんに対する“信用”が生まれ、ファンになっていきます。
逆に批判をした人たちにとって西野さんの成功というのは、嫉妬の種でしかありません。成功を認められず嫉妬することしかできない人はアンチになっていきます。
アンチになるよりもファンになった方が圧倒的に楽しいに決まってます。ファンになれとは言いませんが、一度冷静になってフラットな目線で西野さんの行動を観察してみて欲しいです。
何年か経って西野さんが「ウォルト・ディズニーを倒す」という目標を達成した時に、アンチのままでは楽しめませんよ。