三十路フリーターの気ままな日常

30歳を目前に控え、会社を解雇された男性の気ままな日常生活

まだ船橋市で消耗しているフリーター2

こんにちは、金船です。

昨日はイケダハヤトさんの著書“まだ東京で消耗してるの?環境を変えるだけで人生はうまくいく”を紹介しようとして、眠さに負けました。
goldship9.hatenablog.com

 今日はその続きを書いていきます。

 

この本には、東京で暮らす人たちに向けていかに田舎暮らしが素晴らしいのかを、筆者が東京で暮らしていた頃感じていたことや実際に田舎で暮らしてみて感じたことを、煽りを交えながら綴られています。

 

私は東京暮らしでも東京に勤めているわけでもありませんが、共感できる部分は多かったです。子供がいないため育児に関する部分はピントはきませんでしたが、こちらも読んでいて納得できましたし、お子様のいる方には参考になると思います。

 

この本を読んで反発する人というのは、東京で暮らすことに変なプライドがある人や、田舎に対する思い込みの強い人ではないでしょうか。地方の良さを認めたくないというか。単純にイケハヤさんの煽りが嫌いな人もいるかもしれませんが。

 

私は彼の煽るような部分には特に嫌悪感はありませんし、読者や世間の心に火を着けるための発火剤のように感じています。私の地方に移住したい心には少し火が着きました。イケハヤさんご自身が燃えていることも多いようですが。

 

そんな彼がこの本の終わりの方では、実際に地方移住をする際の手順を、簡単なステップで説明しています。実際に煽りたいだけならそんな説明をする必要もありません。この辺りからも本当に田舎暮らしを推奨してくださっているのが読み取れます。

 

そのステップというのが、

  1. 「やりたくないことリスト」を作る
  2. 移住先の生の声を聞く
  3. 移住前に旅行などで現地の知り合いを作っておく
  4. 物件を探す
  5. 仕事を探す

簡潔に書き出すとこの5項目です。詳しいことはここで書くよりも実際にこの本を読んでいただいた方が分かりやすいです。

 

私が特に気になったのが一番最初の「やりたくないことリスト」を作るというもの。“通勤で満員電車に乗りたくない”、“食べ物で妥協したくない”、“スーツ着たくない”などのやりたくないことを挙げていき、その条件から移住先を絞っていくのです。

 

普通に考えてみたら逆に「やりたいことリスト」を作った方が良さそうですが、読んで納得でした。やりたくないこと、つまり自分を消耗させている原因というのは変化しにくいのです。言われてみればそうかもしれない。

 

やりたくないことでも毎日繰り返していれば、多少は慣れてくるかもしれません。ただそれは慣れているだけであり、言い換えれば我慢しているということになります。そうして小さなストレスとして日々溜まっていき大きくなっていく。

 

やりたくないことをして消耗していかないように「やりたくないことリスト」を作っておけば、その苦痛を避けることができるんですね。目から鱗。

 

ではなぜ「やりたいことリスト」を作らないのか。イケハヤさん曰く、やりたいことというのは日々変化していく可能性があるからだそうです。増えることもあれば減ることもあるかもしれない。やりたかったことも、いざ移住してみるとそうでもなくなる可能性もあるのです。

 

環境が変わると人のやりたいことは変化していくようです。これは地方移住などに限りませんが、環境が変わることでいい意味で欲が深くなって、チャレンジしたいことが増えていくということ。

 

加えて都会の喧騒から離れると、新しいアイディアなどが次々と浮かんでくるとイケハヤさんはおっしゃっています。それを示すかのように、新しいことにチャレンジしてはブログやTwitterですぐさま報告されています。行動早いです。

 

今回読んだ本の中ではこの部分が一番印象に残ったのでご紹介させていただきましたが、1冊通して面白いことがいっぱい書かれています。今後もブログやTwitter、そして他の著書も読んでみて考え方に触れたい方です。

 

私自身は地方への移住はしたい気持ちもありますが、そもそも今が東京暮らしでも消耗しているとも感じていないので現時点では必要ないのかも。

まずはやりたくないことリストを作ってみようかなとは思っています。

 

そういえばこの本の最後には地方移住に関するQ&Aコーナーもあるのですがそこも参考になりそうでしたので、移住を考えている方は必読です!

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