競馬ファンはAKBの総選挙を競馬に見立てると面白くなるかも
こんばんは、金船です。
2017年のAKB総選挙は波乱の幕開けでした。速報の結果が番狂わせだったり、大雨の影響で野外の投票イベントが中止になったり。情報は全て同棲中の彼女から入ってきたので、私はよく分からないのですが。
そして家に帰ったらその彼女がAKBの総選挙の中継を見ていました。もちろん流れで一緒に見ることになったものの、30歳にもなると本当に全くと言っていいほど誰が誰だか分かりません。興味も湧きません。
あまりしっかり見ていなかったのですが、突如“指原とまゆゆの馬連は圧倒的人気”という言葉が頭に浮かんできました。なぜそんなことを思い浮かんだのかは分かりませんが。もしかしたらこじはるのせいかもしれない。
そこから競馬に見立てることを思いつきました。なんということでしょう。なんだかいきなり面白く見え始めたのです。
そこからはどんなオッズになってどんな馬券を買うかという脳内会議が始まり、その脳内会議を彼女に聞かせ続けました。
「指原とまゆゆの馬連とそこに松井珠理奈を加えた3連複は1倍台」
「穴は誰になるんだろう」
「珠理奈の2着付けで指原とまゆゆとの3連単を買うのも旨味があるかも」
懸命にスピーチをするメンバー達を見ながらそんなゲスなことを考えていました。そして時々カメラで抜かれるとあるメンバーを見て、穴党の私はこんな結論を出しました。
大家志津香はたまにテレビで見るし、カメラで何度も抜かれていたので3位以内も狙えるかもしれない。もうそこからは大家志津香を応援です。本当のレースではないので、既に結果は出ているのですが。
もう10位以降の発表はずっとワーキャー言いながら見ていました。6位の発表が終わった時には競馬中継を見ている時並みの大興奮です。
「最後の直線だ!粘れ、粘れ!馬群に沈むな!」
結果としては大方の人気どおり、つまりは“本命”決着となりました。
普段はあまり興味がないAKBの総選挙も、少し見る角度を変えると面白く感じることができました。これはとても小さいことですが自分の中では大きな発見となりました。
自分が普段興味がないと思って触れていないことでも、自分の意識を変えてみることでいくらでも面白くなるのではないか。対象自体は変化していないのに、自分が少し変わることで楽しいことは増やせるのではないか。
何かに対して、自分には合わないという決めつけを排除しフラットな立場で触れてみて、そこから自分が見る角度を変えることで意外な発見があるかもしれない。たまたま彼女が見ていたAKB総選挙からそんなことを学ぶことができました。
食わず嫌いをしないでまた新しい楽しみを日々の生活に取り入れていけたら、人生はもっと面白くなるのかもしれません。
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